からくり四人組の作品情報・感想・評価

からくり四人組1925年製作の映画)

製作国:

3.4

『からくり四人組』に投稿された感想・評価

ブラウニングなら無慈悲な悲劇を期待してしまうが、作家が落とし所を迷っているかのような、うねうねと善悪が混乱した果ての無理やりなハッピーエンドも悪くはない。
映画はそもそも奇術であり見世物だが、そのイ…

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「三人」(1925)が興行・批評共に大成功したトッド・ブラウニング監督が、同年に手掛けた見世物系メロドラマ。脚色は同作に引き続きウォルデマー・ヤング。原題「The Mystic (神秘的な)」。

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ハンガリーのジプシーがニューヨークで偽の降霊術を披露し、やがてそれを悪用しようとする詐欺犯罪映画。降霊術のシーンはさすがに見世物として演出の気合いが入っていて面白い。最後は本当の霊が出てきてしまうみ…

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菩薩
3.0
流石に話に無理があると言うか詐欺師の心変わりが急転直下過ぎてよく分からない。見世物に対する意識は既に、降霊術のシーンはアホらしくて面白い。
4.0

クライテリオン盤で鑑賞。巡業のサーカス団を舞台にしていたり、サーカス団の男がナイフを取り出すところなどが、後の『フリークス』を連想させる。

同じクライテリオン盤に収録されていた『知られぬ人』に比べ…

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