Jaya

無防備都市のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

無防備都市(1945年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ナチス占領下のローマ、マンフレディらレジスタンスたちのお話。ベルクマンの部下が高橋幸宏そっくりでした。

反ナチとナチス協力者。マンフレディとフランチェスコにピーナ、誰に焦点が当たっているのか分かりにくいつくり。後半になるとピエトロ神父が中心。脇で子どもが爆弾作ってる世界。うーん。

非道なナチス軍人や惰弱なオーストリア人、勇敢なレジスタンスなど、類型的な描き方。ラストで「よき死」とすら思えない死を遂げる神父に仮託されたニヒルなヒロイズム。いきなり出てくる子どもたちの目線はさほど響かない。

人物が入り乱れ過ぎている印象で、それでも映像的な面白さはありましたが、平凡なレジスタンス映画という印象の作品でした。
Jaya

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