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獣の宿
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『獣の宿』に投稿された感想・評価

脚本は黒澤明 ※「羅生門」(1950)と「生きる」(1952)の間
監督は「鞍馬天狗 角兵衛獅子」(1951)など時代劇の巨匠・大曽根辰夫。
当時恋人と噂された鶴田浩二(当時26歳)と岸恵子(当時18歳)の初共演。

弥造(志村喬)と孫娘の由紀(岸恵子)が切り盛りする湖畔のホテル。突然逃げ込んできた若いヤクザ、健(鶴田浩二)を弥造はなぜか匿うことに。ウイスキー浸りの健は由紀に目を付け手を出しはじめる。。。

前半、ニヤニヤとガムを噛みながら娘に抱きつく鶴田浩二。その卑劣さ空虚さが現代的で驚く。映像はどこかフランス映画の様で、これは傑作かもと期待が高まる。しかし後半は志村
喬がメインになり、一般的な物語に帰着した。

非常に惜しい一本。鶴田が体現したアプレゲールと、志村のアバンゲールが真っ向からぶつかりあい火花を散らしていたら大傑作になったと思う。

岸恵子がまだ幼い雰囲気で可愛らしい。

※本作の2年後に鶴田は自殺未遂を起こす。理由は岸との交際を事務所が許さず別れさせられたことと言われている。

※鶴田が吹いている口笛は笠置シヅ子「アイレ可愛や」(1947)
3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:松竹〗
1951年製作で、藤原審爾の小説『湖上の薔薇』を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️
鶴田浩二が悪役の作品でした。

2024年1,069本目
凛とした美しい岸恵子と骨の髄までヤクザが染み込んだクズオブクズの鶴田浩二の反発しあいが肝。脚本黒澤明。

終始ニヤケてるサイコパスな鶴田浩二不気味すぎ…やべえ奴感醸し出しまくり。

お犬様が大活躍🐕
映画においてよくある赤ちゃんの凄まじい鳴き声と同じような効果を与える吠えっぷりで緊迫感煽りまくる。動物と子供は何でもお見通し。

裏社会の人間の出口のない刹那さを要約するおじいちゃんの表情よ…
パリッとした岸恵子が素晴らしい。

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