自分の意見を曲げず、ずっと廓に抗い続けるタミ子がかっこいい。
「どこもかしこも廓のくせして」「その廓のなかでみんなうじゃうじゃ生きてる癖に」
と、それぞれの逃れられない囲いを吐き捨てる台詞が印象的…
このレビューはネタバレを含みます
昔の映画って不親切だなって。
最初登場人物とかどういう話なのかがよく分からなかったです。
最初は他の事をながら見しながら……
でも、観てる内に段々分かって来て、どんどん主人公が輝いてきて主役の三田佳…
売春防止法前の遊郭が舞台。
原作読みたいし、この手の映画もまとめてみたい。
三田佳子は演技が超うまいし、着物がすごいに似合ってた。
陳腐とはいえ、一般社会と廓社会をだぶらせるのは効果的だった。
お…
このレビューはネタバレを含みます
三田佳子というと、もう「次男が薬中の人」という印象しか最近の人間にはないのではなかろうか。自分はそうである。
初めて三田佳子を映画で観たが、綺麗で驚いた。一時期、芸能人長者番付の常連だったというのは…
京都の遊郭末広、ここの女将三益愛子に拾われ幼少期から廓育ちの現女将三田佳子
時は売春防止法の施行が目前、そんな時勢を舞台に廓の生活に反発しながらも抜け出せない、何とか抜け出そうともがく三田佳子の物語…