狼と豚と人間の作品情報・感想・評価

「狼と豚と人間」に投稿された感想・評価

温八

温八の感想・評価

3.0
三國連太郎主演、戦後のバラック育ちの兄弟の血で血を洗う争いを描く。キャストが豪華。
予告編を見ると家族を捨てヤクザと関わりながら飲食店の支配人として生きる長男(三國)を豚、生き残るためならなんでもやる次男(高倉健)を狼、貧しいながらも家族や仲間を決して見捨てない三男(北大路欣也)を人間と表現しているが、バラックの住人に石を投げつけられながら生き残った長男も人間らしいといえば人間らしい。
そういえば3人は後に八甲田山で共演している。
序盤のミュージカルのように歌い騒ぐシーンがヤケクソの明るさのようとラストの兄弟同士の殺し合いの対比に物悲しさを感じた。
仁義シリーズの9年前、深作欣二監督作品。

狼になるか、豚で終わるか、人間でいられるか。
スラムの人間模様を描いた青春ノワール。

北大路欣也はまだまだ勢いだけの大根だが、
悪党な高倉健と
憔悴した三国連太郎が最高。

永遠のチキン野郎役、石橋蓮司が活躍。
深作組と言える室田日出男にも眼福。

サウンドトラック含め詰め込み過ぎな意欲作。


〜〜


弟2人を死に追いやった兄貴。
スラムの人間から背中に鶏をぶつけられる。
ラストシーンが秀逸。
今まで観た深作の中だとイマイチ。しかしながらラストの三國の後ろ姿だけで名作感漂うからすごい。
TSUBASA

TSUBASAの感想・評価

2.8
短文感想 65点
高度経済成長期のバイオレンス映画。最初は若者が歌を歌い、踊り出す部分もあるので日本版『ウエストサイド物語』かよと思ってしまいました。タイトル的にも興味深く、もっとグロテスクで凄惨な映画かなと思いましたが、とある倉庫でのやり取りが中心になってきて、そこまでグロテスクではありませんでした。むしろ思っていたものとかなり違ったので微妙な印象で終わりました。ただ、高倉健の安定感はやはり凄い。彼がいると作品の質が上がってしまいますね。
あつ吉

あつ吉の感想・評価

3.3
こら、なかなかの名作でせう。健さんカコイイ。*\(^o^)/*
くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
モノクロなのに全く色褪せてない、この変にギラギラした骨太感…深作欣二監督の初期の1964年作品を、ディープに見入った。
不謹慎かもだが、圧巻のバイオレンス描写…アナーキーな三兄弟の関係とそれぞれのポジションを巧みに絡めるあたりは見応えがあり、混濁した鬼気にやられた。
三國連太郎に高倉健に北大路欣也の腹にイチモツを抱えた熱演にニンマリし、江原真二郎の荒らぶるサポートにもニヤリ。
豚小屋生まれの狼と豚と人間。それは三匹の子豚のそれぞれの結末なのかもしれないし、単純にはそうでないのかもしれない。襲いかかる狼、耐え忍び狼を追い払う豚、そしてその物語を傍観する人間。最後に生き残った者はいつも何だか哀しくなるな。
rukue

rukueの感想・評価

3.3
高倉健と三國連太郎 東映作品

肉親兄弟ならではの重たく
血生臭い衝突
熱量がすごい
とも

ともの感想・評価

4.0
オープニングがとても良かった。好きです。テンポ、スピード感が良いです。
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