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クィーン・ケリー
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目次

『クィーン・ケリー』に投稿された感想・評価

これがスワンソンのサイレント時代の演技😳
んーサンセット大通りもう一回観たくなる

知らん間に下着脱げてるって
どんなんやねん🤣気付くやろ😂笑

修道院に侵入して滅茶苦茶して
拉致るシーン面白かったな( ´∀`)

鞭で叩きまくるオーウェン😳!!
あと終盤のマーシャルの顔まじホラー。笑
いや、本間に怖すぎ🤦‍♂️

スワンソン・エンディング版の
ラストも観ました٩( ᐛ )و
皆さんが続々と劇場で新作をご覧になっているとゆうのに、私は時代をどんどんさかのぼってサイレント映画に到着です★

本作は字幕と伴奏付きのサイレント映画♬*.:*

ビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』でその存在を知り、『大いなる幻影』で大好きになってしまったエリッヒ・フォン・シュトロハイム様♡︎

この『クイーン・ケリー』は俳優でもあり監督でもあったシュトロハイム様の、監督業最後の作品です。

『クイーン・ケリー』は”映画の先生”フォロワーさんに教えて頂きました。
それから猛烈に観たくてたまんなくて、でもレンタルなくって、またもや購入です💦

えっと、お断りしておきます🙇‍♀️
好き過ぎてとっても長いレビューになりそう💦
ご興味ない方はこの辺でおやめになって下さいませ💦


プロデューサー兼主演女優のグロリア・スワンソン。
それからジョゼフ・P・ケネディ(ケネディ大統領のお父さん!)
この二人がグロリア・プロダクションズとゆう会社を立ち上げ、シュトロハイム様を監督に招き創りあげた作品なの。

当時からシュトロハイム様はトラブルメーカーとして有名。
完璧主義者!
スケジュールは守らない!
予算も型破り!
細部にこだわるあまり、膨大な長さのフィルムを使う!
宝石はもちろん本物、食べ物も本物、サイレントでも台詞は完璧に言わせるetc.…

当時アメリカには映画の厳しい検閲があって、まずは脚本が通らないと制作に入れない。
もちろん通ったワ。
でもシュトロハイムさんてば脚本通りにやらなかったそうよ。笑

出資者であるグロリア・スワンソン、なるべく口出ししないようにしていたんだけど、ある事がきっかけでシュトロハイムさんを撮影途中で首にしてしまったの!

だから今作は未完の作品なのです。

しかもこれ、完成していたら5時間くらいのものだったらしいの。
悲しい事に101分にまとめられちゃった!😭

ちょこっとあらすじ…|ω・)チラ

舞台はヨーロッパのどこかの国。
わがままで横柄な女王の婚約者プリンス。
彼は女王を愛しておらず、ある日偶然見かけた修道院の少女ケリーに一目惚れしてしまうの。
ある夜プリンスは修道院に忍び込みケリーを誘拐。
だけどそれを女王に知られちゃって…

この清楚で可憐な修道女ケリーをグロリア・スワンソンが演じる。
白が全く似合わない💦
お化粧濃すぎ💦
すっごく場違いで異様な感じ。
でも完璧シュトロハイム様の意向なのよね、きっと。

宮殿の豪華絢爛な様子、女王のきらびやかな衣装、モノクロであっても目を奪われちゃう!✨✨✨

あちこちにシュトロハイム様のこだわりが見える気がして、食い入るようにして観てしまいました。

んで、これ、一部と二部に分かれてるんです。
二部の撮影を少し終えたところで、シュトロハイム様、解雇💦

どうやら二部に登場する超キモキモじじぃがスワンソン女史の手にヨダレを垂らしてしまうとゆうシーン。
これが原因だったそう!

でもね、これ一応ちゃんと完結はしているの。
ずいぶん未来になってからアメリカの配給業者が、シュトロハイム様がどんなものを作りたがっていたかを考え、完結版を制作したそうよ。

ちなみに、スワンソン女史が勝手に付け加えて作った「スワンソン版」もあって、これは特典にラスト部分だけ収録されてました。

特典、豪華でした!
「スワンソン自ら当時を語る」映像、それから「スワンソン版ラスト」「未公開映像」、あとは35ページにもわたる解説冊子付き!

でね!スワンソン女史とシュトロハイム様の曰く付き『クイーン・ケリー』のずっとあとに、二人は俳優として共演するの!
それがビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』。
しかも!シュトロハイム様はスワンソン女史の忠実なる召使!てことだから笑っちゃう!
ビリー・ワイルダー恐るべし!

んで、その『サンセット大通り』に今作がちろっと流れるのです。
皮肉〜‼️

当然ながら『サンセット大通り』を再見したくなりました!

本当に長くなってしまいました!
読んで下さった方、ありがとございます!!!
「撮影途中で事件が起こり、制作中止。未完🍊😭」っていう、わずかな前情報だけ持ってたから、序盤から私は「いったいどこでどんな酷いことが…。シュトロハイム監督は『グリード』でスタッフ死なせてるし、まさか……」と怯えながらだった😕😕😕。そしたら、火事のところで「この場面で修道女役エキストラの何人かが煙吸ったりして死んだんだ?!」とドギマギ!! でも、そのあと快活に話が進んでいったから、ホッ。。 次に、王子によって拉致られたヒロインのケリーの、背後のあかあかとした暖炉を見て「あの火が背中に燃え移ってケリー役主演女優が大火傷負ったんだ。ギャ〜😵😵😵」っとなった!! でも、何とか火傷も回避(したみたいで…)、、話はさらにチャーミングに前進していく。ついには女王に鞭打たれたケリーが高所から夜の川にドッボーンして「何て恐ろしい! 溺死したんだ!! 怖い! 怖い!🤢🤢🤢」―――それきり映画は、止まりぎみに。長すぎ電報文(中間字幕)と静止画像(スチール写真)だけで変則的にしか進まなくなる。動くケリーが出てこないってことは、やっぱり実際に死んだんだ!!! 彼女を追悼するためのドキュメンタリー映像を加えたってわけね? いえいえ、再びお話としてたぶん展開してる。それまでとほとんど脈絡なさげな人物ばかりが何人か新登場してて、叔母のところは引っ張りすぎるし、気持ち悪い悪魔的な雰囲気ばかりが連なってゆく。ケリーはちゃんと動くんだけど、ケリーの怯えすぎが怖い。妖怪性をデフォルメしすぎてる奇怪ジジイをはじめ、みんなアップショットばかりの顔面演技。明らかに、異常領域。前半の魅力がほぼすべて消失してて、まるで別映画なのだ。気づけば、王子役(と女王)が全然出てこなくもなってる。そっか、撮影中に水死したのは王子役男優のほうだったんだ!! クワバラ、クワバラ、クワバラ……。もうずっと、下手なホラー映画観てるよりも切ないぐらいに映画史上の現実の悲劇ばかりを推定しつづけすぎて縮こまってる私。。。 映画は映画で “未完🍊をいろいろいじくってる” 苦しいモード。邪魔な奇怪ジジイは字幕説明一つで処分された。そのまま、字幕だけで幕引いてしまいました。。。      で、後で調べてみたら、「撮影中の事件」というのは、「奇怪ジジイ役が(監督の指示で)ヨダレをケリー役主演女優の手に垂らして、主演女優が激怒した」だけだって!😳😳😳 あ〜ぁ、その程度の真相に私は二時間も引き回されてホラー気分を楽しんじゃったのか😝😝😝💦    てことで、しゃんとしてる監督が凝りに凝ってキチンと仕上げた前半は、見どころ多く、楽しくさえありました。モノクロサイレントだけど。白のきらめき。ボチャッとした黒。まるで光る半紙に書きつけてゆく “書道” のキブン♪ 王子とケリーの出会いに時間をやたらかけて、心情機微を描きまくる演出がサイレント平均をたぶん超えてて、テンポ感を犠牲にしてまで丁寧さを第一に。手品師みたいに本当に手数をかけて人物たちはタメまで作る。自ずと長尺に。最高にキレイな蠟燭の映り込みとか、白猫ちゃんも嬉しい女王のマイルドな映えとか、視覚の褒め点多い中、気安いばかりじゃなく少しは軽んじたくもなったのは、主演男女のイモさ。『ローマの休日』につながるモチーフなだけに、そのへんの特に王子役の単調な笑顔演技には、飽きもちょっと。。  監督が主演女優(兼プロデューサー)スワンソンに解雇されずに後半まで完成にこぎつけていれば、(演出面だけでなく)作劇の非凡さはもっともっと凄みになった??
[YouTubeで無料配信中。ただし、日本語字幕なし。問題のエンディングが付加されて1時間40分]

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