あまのかぐや

モンスターのあまのかぐやのネタバレレビュー・内容・結末

モンスター(2003年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

これ、みているうちに、かなり前に、出演俳優とか知識がないままぼんやりと、見たことがあるって思い出した。

連続殺人犯の女の実話。
監督は「ワンダーウーマン」という大作でその名を馳せたパティ・ジェンキンズ。そして主演はシャーリーズ・セロン・・・え?!シャーリーズ・セロンだよね?と何度も確認してしまうような変貌ぶり。
そして相手役の女の子は誰だったかな、と思ったら、なんとクリスティーナ・リッチだったのね。

2003年の映画。今振り返るとなんとも豪華な布陣で、なんとも凄惨で救いようのない、問題作だったのでした。

「モンスター」とは、連続殺人を犯してまわる娼婦、リーのことなのでしょうが、どうかするとクリスティーナ・リッチ演じるセルビーのほうがモンスターに思えてくる。彼女の、実は無気力無計画でだらしない、しかも愛に飢えたリーを愛で捉えて逃げられないよう巻き込む「無意識・無自覚モンスター」っぷりがとても恐ろしい。






松たか子と満島ひかりで日本版リメイクしてほすい(カルテットみてます、いまさら)
あまのかぐや

あまのかぐや