日本ゼロ地帯 夜を狙えの作品情報・感想・評価

『日本ゼロ地帯 夜を狙え』に投稿された感想・評価

1966年の石井輝男は、6本の作品を作っているが、そのうちの3本が松竹で暴れまわっている。「大悪党作戦」なんて、富山県黒部のトロッコ列車で遊びながらアクションしている。本作も新東宝の延長気分で作って…

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AONI
3.0
製作会社を松竹撮影所に移しても、大活躍するのは吉田輝雄とアラカンの2人という、石井輝男ファンには安心と満足の出来映え。
みんな何かがへん。何かがおかしい。待田京介でクラーク・ゲイブルを思い出すことなんて絶対にない。なにかへん。アラカン、ダーティーサザンカキュ、、

社長秘書の竹脇無我は謎の女に誘われて、女性と一夜を過ごすが…。

ストーリーが滑らかに語られているとは言い難く、進んで拷問を受ける竹脇無我、薬物が切れた姿がやたらセクシーな三原葉子など、変な場面もあ…

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新東宝の「地帯シリーズ」を松竹でやり直した感じの、モダンと際どさが一緒になった裏社会もの。映画としては回想が多すぎでかなりバランスが悪い。回想に力が入りすぎて映画が破綻しかける感じはその後の石井監督…

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