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巴里祭
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目次

巴里祭の作品紹介

巴里祭のあらすじ

革命記念日の前日、7月13日。お祭り気分で活気にあふれるパリの町でタクシー運転手をするジャンは、向かいに住む花売り娘のアンナと軽口を叩きあいながらも惹かれあっていた。踊りにいく約束をした2人だったが、思いがけない出来事が彼らを引き裂き…。

巴里祭の監督

ルネ・クレール

原題
QUATORZE JUILLET
製作年
1932年
製作国
フランス
上映時間
91分
ジャンル
ドラマ

『巴里祭』に投稿された感想・評価

3.8
▪️Title :「巴里祭」
Original Title :「Quatorze Juillet」
▪️Release Date:1933/03
▪️Production Country: フランス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-070 再鑑賞
▪️My Review
“雨で恋して、また雨でほんとの恋に落ちる”すごくフランスらしい、パリらしい小洒落た
愛らしい初恋の物語。そして、パリ下町の(すべてセットで撮られた)情緒豊かな生活描写が素晴らしいですね。音楽、喧騒、子供たちの遊び声、その全てがパリを感じます。
そして、可憐の一言に尽きるアナベラのアンナ。モリス・ジョーベールの音楽も心に残る名作ですね。
ストーリー展開自体は昔のフランス映画にありがちな展開ですが、そのテンポとこじんまりとしているがなかなか楽しいシーンの連続で思わず微笑んでしまいます。
オープニングでのジャンとアンナの向かい合わせのアパートの部屋からのお互いの行動は恋愛に発展する前フリとしてとても素敵ですし、酔った老人が拳銃をチラつかせるシーンなんかは笑ってしまいます。笑えるだけでなくパリらしい人情を感じさせるのも良いですね。
今回、4Kデジタルリマスター版で鑑賞しました。優しい笑いで人々を包み込み、世界の映画作家にも多大な影響を与えたルネ・クレールの生誕120周年を記念し、代表作「巴里祭」「リラの門」が4Kデジタル・リマスター化されました。
パリ下町が舞台の、フランス革命記念日“パリ祭”の前日に心を通い合わせた男女のすれ違いの恋物語が、モーリス・ジョベールの名曲に乗せてロマンティックに描かれる素敵な作品です。
物語りは、アパルトマンの向かいに住み、ひそかに惹かれ合っていたタクシー運転手ジャンと花売り娘のアンナ。フランス革命記念日“巴里祭”の前日7月13日、にわか雨をきっかけに心を通い合わせた。翌日に踊りに行く約束をするが、思いがけない出来事がふたりを引き裂き…。
映画の原題は、端的に「7月14日」(Quatorze Juillet)なんですね!!

▪️Overview
フランスの巨匠ルネ・クレール監督の初期の代表作のひとつで、フランス革命記念日「巴里祭」の前日に織り成される男女のすれ違いの恋の行方を情緒豊かに描いたラブストーリー。アパルトマンの向かいどうしに住むタクシー運転手のジャンと花売り娘のアンナは、密かにひかれ合っていた。巴里祭の前日である7月13日、にわか雨をきっかけに心を通わせた2人は、翌日に踊りにいく約束をする。しかし、思いがけない出来事によって彼らの仲は引き裂かれ……。1932年製作で、日本では翌33年に公開。2019年6月、クレール監督の生誕120周年を記念して4Kデジタルリマスター版が公開。(引用:映画.com)

出演は、アナベラ、ジョルジュ・リゴー、ポーラ・イレリなど。
4.0
ずっと観たかったこちら
4Kリマスター版恵比寿ガーデンシネマにて上映で初鑑賞。

女はいつだって強い。
女はいつだって賢い。
それは国が違えど時代が違えど変わらないし、女の子が強くなってしまうのも賢くなっちゃうのもいつだって男のせいだ。

花の都パリを舞台にした巴里祭の夜に起こる恋模様。三角関数から四角関係に、、あれよあれよと男女の無責任な愛が交差するこの自由な世界で真実の愛がどこにあるのかとまるで宝探しをするように見てしまう。
ミュージカルのように楽しげに歌い踊る華やかなシーンの数々にまるで私も巴里祭に参加したような軽やかな気分になっていた。
メインに描かれるのは花売りアンナと、タクシー運転手ジャンのもどかしすぎる恋模様ではあるが、彼らだけでなくそれを取り巻く人々のなんともユニークな佇まいだけでも十分ユーモアがあり見応えがある。
古い作品でありながら所々の笑いは今の時代観てもクスッとできるほど非常にセンスよく、長回しのカメラワークが私たちを容易にこの陽気なパリの下町に誘ってくれる。
子供たちが走り回る構図も含めて意味を成さないようなシーンにまでこだわっており、ルネ クレール監督ならではの遊び心がふんだんに散りばめられている贅沢な作品。
Omizu
3.5
【1933年キネマ旬報外国映画ベストテン 第2位】
『自由を我等に』ルネ・クレール監督作品。原題は「7月14日」で、フランス革命記念日にあたる。実際にはその前日に起こる話だが…

ルネ・クレール監督作品はこれが初めてかな。軽妙なラブコメといった趣。正直内容も作風もあまり好きではない。しかしフランスらしい恋愛観が興味深いあたりではあった。

運転手のジャンと花売りのアンナの恋物語。二人は惹かれ合うものの、些細なきっかけで引き裂かれ、そしてまた出会うまで。シンプルな話ではあるものの、色んな小さな事件が積み重なってダイナミズムのある恋愛映画になっている。

運転手や花売りでは食べていけないという当時のフランスの社会情勢も反映しているように思う。社会の底辺で生きる二人のささやかな恋。それを上手く描写している。

全く好みではないが好きな人は好きそう。『リラの門』も見放題がもうすぐ終わってしまうので観ないと。

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4.0

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