巴里祭の作品情報・感想・評価

「巴里祭」に投稿された感想・評価

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しおりの感想・評価

3.8
酔っ払いおじさんの銃のシーン見てるとアンダーグラウンドの戦車の大砲動かす猿を思い出してしまう。
なんでこの映画を観ようと24歳の僕は思ったのだろう。何にも覚えてない・・・(^^;
(20190212記)
三四郎

三四郎の感想・評価

3.0
『巴里祭』は1933年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第2位で『制服の処女』に敗れたわけであるが、名作の誉れ高い作品だ。よって期待していた…。しかし、どうもどこが良いのかわからぬ。実に簡単な容易な、重みも深さも感じられぬただの若い男女の子供っぽい恋愛映画だ。『制服の処女』とは格段の差がある。
私がフランス映画の粋さ、良さがわからないからかしら…。
「若い娘に無礼なことをする奴はダメだ」フランスらしいね。
雷雨でキッス、仲直り。
人々は街や玄関前でキッスする若い男女を「図々しい」「みっともない」「こんな人目に触れるところでするなんて」というふうに見ている。「子供は見るな」とジッと見ていた少年は父親に叩かれる笑 倫理道徳在りし日の欧州、Frankreich。
「人前では抱擁したり熱いキッスをするものじゃない」この文化はいつからなくなったのかしら。
この映画、若い男女のある意味可愛らしいメロドラマなのでキスシーンがやたらと多く、そして意味があるのだが、戦前日本で公開された時はこの箇所はもちろん検閲でカットされているよな。するとどうなっていたのだろうか。味も素っ気もない映画になっていたのでは…?なぜ大ヒットしたのやら。不思議だ。

冒頭から子供たちと遊んでやる明るく優しい娘 。
しかーし彼の部屋に行くと知らない女の下着や洋服が…ショックを受けて道に出るといつものように子供たちが走ってくる。ある男の子が走って来たところを彼女は無意識に首根っこを掴んで道に叩きつける。思わず笑ってしまった笑 ある意味残酷だが見事な喜劇になっていた。男の子も、「叩きつけられた!」といった感じであった。「まあヒドイわね」とその状況を見ていたおばさん二人の会話も面白い。誤解した失恋の悲しみで自分も涙に暮れているが、男の子に「泣かないのよ、ほら笑って」と言う娘。
〜夜の夢が咲くとき 恋の夢が破れる〜
結局は酔っ払い爺さんが皆に幸運をもたらした。
革命記念日に楽団が奏でるダンスミュージックや自動ピアノなど、徹底したオンスクリーンのサウンドは人生にBGMをつけるということ。
下げかけたブラインドが彼女の表情に落とす影は図らずともロマンチックな演出となること。
登場するのはすべてセットのパリだけれどだからこそ精巧につくられた彼らの運命の歯車がどんなかたちをしているのかみてみたい。
まるでフィクションとノンフィクションの境界線を綱渡りするような映画的ご都合主義万歳!
N

Nの感想・評価

4.0
 ストーリーもさることながら、音楽が素晴らしい。全体的にコミカルで『ローマの休日』のような雰囲気を感じさせる。酔っ払いじいさんの銃のシーンは特に面白い。また、お店の外で見張りをするジャンにはアンナの顔が見えないシーンも印象的。
 それにしても、お互いの想いを知る時にはいつも雨が降る。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
2009/2/17鑑賞(鑑賞メーターより転載)
パリの下町で起こる小さな恋物語が、革命記念日の活気と楽しい音楽ととともに華やかに進んでいく。登場人物たちが活気にあふれていて、ああパリの昔の下町ってこんな感じなんだなというのがよくわかる。ひかれあっているという割にわきが甘くないか?とかストーリー上の突っ込みどころはたくさんあるが、ここでは触れないほうが懸命かもしれない。いやそれにしても、原題が「7月14日」だったこの映画にこの華やかなタイトルをつけた当時の邦題担当者は本当にいい仕事をしたと思う。
パリのラブストーリー
ジャン役かっこいい
いろんなからくりにふっ😊てなる
みんなドタバタしてておもしろい笑
街の雰囲気とかみんな生き生きしてて
こんな時代に生まれたかったなあと思う
音楽も良きだなあ〜〜 挿入歌耳に残る
ラザール・メールソンが手掛けたパリ下町のセットが素晴らしく、絶妙なタイミングで流れる主題歌も最高。カフェの硝子戸に貼られた切文字の反転すらオシャレに感じられる作品。
シンプル・イズ・ベストな可愛いラブストーリーで幸せな気持ちになれること請け合い。
rico

ricoの感想・評価

4.0
この映画の中に吹いている風が運んでいるのは、間違いなく巴里のエスプリである。
何がスゴいか聞かれても答えられないので、この作品には完敗してます。
圧倒的な多幸感にただただ泣かされた。