監督は
『ウォーターボーイズ』
『ドールハウス』などを手掛ける

矢口史靖(やぐちしのぶ)

余談ですが、
この監督名の漢字
読めなさすぎませんか。
初見時に同じように
思った方はいいねボタン
押して拡散してね♪と
YouTube風にする茶番は
トランペットの真横に
置いときまして、

矢口監督の複数人数が
わちゃわちゃする出来事を、
時には楽しく
時には厳しく
時にはパニック
時には突然ミュージカルに
上手く作る技術は
毎回凄いなと感動しつつ
あれ？今回どうしたんですか？？
という作品もある中で
今作はとても
良く出来た楽しいがてんこ盛りの
作品です。

自身が印象に
残ったシーンは

鈴木友子（テナーサックス）役の
上野樹里(うえのじゅり)の
鼻ほじほじシーン。

関口香織（トロンボーン）役の
本仮屋ユイカ(ほんかりやゆいか)の
ペットボトル吸引力ダイソン並な
ギュイイイインベコベコッ
のシーン。

田中直美（ドラムス）役の
豊島由佳梨(とよしまゆかり)の
学校の教室で腹筋を鍛える
EMS腹筋ベルトを図々しく
使いながらだらけてるシーン。

何年経っても記憶に
のこりそうなシーンは
この3っつでした、
鑑賞された方はどのシーンが
印象的ですか＆
これから鑑賞される方は
印象的なシーンはどの
シーンですか？♪

そんな映画談義も
楽しめる本作、
劇中の主な演奏楽曲の

A列車で行こう
（ビリー・ストレイホーン、1941年）
故郷の空
（スコットランド民謡）
メイク・ハー・マイン
（エリック・エース、1965年）
イン・ザ・ムード
（ジョー・ガーランド、1939年）
ムーンライト・セレナーデ
（グレン・ミラー、1939年）
メキシカン・フライヤー
（ケン・ウッドマン、1965年）
シング・シング・シング
（ルイ・プリマ、1936年）
と
どこかで聴いた事がある
名曲も多く
知ってる曲が
流れた時はテンションが
上がります♪

まだ未鑑賞の方は
ジャズの良さが少しでも
分かるかもしれませんが、
分からない方は
団地でも
駐車場でも
どこでもこれみよがしに
リズムステップを
取り始めてしまうかもですよ。

是非一度は御覧なさいね

• #やぐちしのぶって監督の漢字読めなかった

夏休みの補習をやってた女子高校生が吹奏楽の弁当を届けるが夏に長い間、持ち歩いていたから弁当が痛み吹奏楽部員が１人を除き全員ダウン。野球部の応援をするために急遽集められたダメ高校生たち。
楽器もできない、楽譜も読めない。ギターとベースを入れて少人数でもできるビッグバンドをすることにする。
ダメ女子高生たちは補習をサボる目的で最初は参加したが次第にスウィングジャズの魅力に取りつかれていく。
野球部の応援の前日に吹奏楽部員が回復しダメ女子高生たちの応援はできなかったが、スウィングジャズをやりたく楽器を中古で買おうとアルバイトをする。中古の楽器はすぐに故障。つてをたどり修理してもらう。
次の問題は練習場所。音が大きく家が近い広場は苦情、カラオケボックスでも苦情。
次なる問題は指導者。学校の補習をしてくれてた先生が実はジャズ好きと判明。サックスを吹けると思わせておいて実はできない。でも、ジャズ特有の裏ハクの取り方を教えると、街で流れる音楽がすべてジャズに聞こえてくる。
吹奏楽やってたから楽器の音を出すのが難しいのも知ってるし、スウィングするのが難しいのも解る。
ここまでできるの相当練習したんだろうな。
突っ込みどころは、たくさんあれどもやる気のなかった女子高生たちの成長の記録だよね。
面白かった～‼️

昔々に見たけど内容を全然覚えてなかった…。
やっぱりJazzって良いよね。
個人的に大好きなジャンルです。
敷居が高くて入り口も分かりにくい上に極めた所でお金にならない、何と不条理なジャンルなんだ！

でも演奏者はめちゃめちゃかっこいいし、アドリブで出来ちゃったりする。
アップテンポなら気分を跳ね上げてリズムを取らせてくれるし、メローな曲ならシッポリ出来ちゃう。きっとデートなんぞしてたら、いい雰囲気にもなれちゃう。

万能なのに高尚に感じてしまう。
きっと楽器弾けたら最高に楽しいんだろうなぁと思わせてくれる映画です。

もちろん、突っ込みどころはたくさんありましたが。笑
上達早過ぎじゃね？とか、何でそんなブランド品持ってんの？とか、高橋一生若過ぎじゃね？とか。
それらを丸っと含めて、Jazzは良いもんだと再確認出来ました。