ウォーターボーイズの作品情報・感想・評価

ウォーターボーイズ2001年製作の映画)

上映日:2001年09月15日

製作国:

上映時間:91分

3.7

「ウォーターボーイズ」に投稿された感想・評価

美人の教師に釣られて集まってきた男子高校の水泳部メンバー。しかし、その教師の専門はシンクロで5人以外のメンバーは去ってしまう。さらに顧問も産休に入ってしまい、意地で活動を続けるメンバーは水族館の飼育員の指導を受けながら、学祭に向けて練習を重ねる。
めちゃくちゃだけどおもしろいところが魅力な矢口監督だが、この作品ははまらなかった。ストーリー展開が急で、気持ちの変化なども理解できず、一人一人が全然掘り下げられておらず、感情移入できなかった。
ラストの演技は凄かったけれど、練習シーンや失敗シーンが少なく、凄さがあまり伝わってこなかった。
ム

ムの感想・評価

3.7
うおーあの人もこの人も若い若い若い!
「スウィング〜」や「ハッピー〜」同様、この監督の作品はクセが強いのに嫌味がなくていい。
れいな

れいなの感想・評価

3.9
夏だ!!青春だ!!
昔は楽しく観てたけど、今はキラキラ青春が眩しすぎてちょっと泣きそうになっちゃった。
momonga

momongaの感想・評価

4.0
流行りましたね。真似もしました。
こういう高校生活、楽しいだろうな。
初めて観ました。妻夫木さんとか玉木さんとか演技が初々しかったです。ストーリーや展開は、「?」という所がありますが、最後の演技が爽快でよかったです。相当練習したのだろうと思いました。これは、テレビでなく、映画館で観たかった。
青春映画ですね。
すごく眩しいくらいに青春です。
アナログな時代で、ほんといい時代だったなって思います。
ちょい役で結構いろんな俳優さん出てるから、それを見つけるのも楽しい!
大人になってから観ると、
取り戻せない時間が眩しすぎて
涙が出た。かっこいい
昔観たなーおもしろくて楽しく観た記憶。演技の部分は感動する。役者の方たちはいつも役になりきってなんだってしちゃうんだから本当にすごい!
夏休み?何ソレ美味しいの?
この暑さのせいで熱中症大量発生、こちとら大忙しでございます。
今日も残業、行きたかった地元の盆踊り大会に間に合わず…今年こそ"盆ジョビィ"したかった…

一旦、置いといて。

高校最後の夏休み。
シンクロナイズドスイミングの練習に打ち込むハメになったありふれた"男子高校生"たち。
埼玉県立川越高校の文化祭で毎年恒例となっている男子のシンクロを題材に選んだのは監督の閃きかしら。


矢口史靖監督オールナイトのラストに上映されたのは、監督が一気にメジャーの仲間入りを果たしたこの作品。
ボーイズからも2人、トークショーに来てくれました。未公開のメイキング映像と合宿の裏話が、私達観客を18年前まで連れ戻してくれて。

今では世界のおじさんまでもが夢中になる(笑)男子のシンクロ。
男子ならではのダイナミックな演技に魅了されるけれども、この作品で私が注目したいのはその選曲の素晴らしさ。

ベンチャーズ「ダイヤモンドヘッド」
ビゼー「カルメン」
シルビー・バルタン「あなたのとりこ」
ザ・キングトーンズ「オンリーユー」
PUFFY「愛のしるし」

トドメの
フィンガー5「学園天国」
脳天直撃のハイトーンボイスにやられるエンドロールを観る頃には、夏の暑さも吹き飛ぶ爽快感が得られる気がします。


ところで。
今年はボン・ジョヴィのみならずクィーンや残酷な天使のテーゼ、TRFまでもが盆ダンスとなった地元盆踊り大会の行方が気になるところです…
森崎

森崎の感想・評価

4.0
スウェーデンの男子シンクロチームの実話をベースにしたフランス映画とイギリス映画があるけれど、日本のシンクロ映画といえば青春真っ盛りの男子高校生のひと夏を描いたこの作品。
(そういえば今ではシンクロナイズドスイミングはアーティスティックスイミングに呼称が変わったらしいけどここではシンクロと言わせて。)

シンクロ=ウォーターボーイズといってもいいほどに広く知られ、実際に文化祭でシンクロを発表する水泳部も少なくなかった程に社会現象にもなったこの作品。自分もまさにその世代だった一人で夏には続編のドラマが放送されていたし文化祭で見たウォーターボーイズに惹かれたのが志望校の決め手のひとつになったりもした。それほどまでに不思議な魅力があったのは事実。

勉強だ恋だのと盛り込んで連発したドラマも下火になりいつしかブームは過ぎ去り私たちは大人になった。そしてこの映画を思い出して改めて観てみるとあのときの魅力がなんだったのかわかる気がする。
普段の勉強から受験勉強へと変わりだした雰囲気にまだ少し乗りたくない気持ち、夏休みという特別な瞬間、無尽蔵の体力と信じていた自分の可能性、驚異の集中力、太陽の光にきらめくプールの水面…、どれも眩しくてパワーがあって不安定だけどいとおしい。

半ば巻き込まれたように出会ったものの誰かが導いてくれるわけでもなくなったシンクロも自らの意志と努力で切り開いたら仲間や応援してくれる人が増えていく。流れに身を任せながら時に全力で泳ぎ、逆流も激流も気づけば乗り越えていた。
“頑張っていたら出来ちゃった”という高校生のポテンシャルの高さは凄いなあと思う。

高校生が持つ独特のノリは不思議と場を和ませる。高校の文化祭のMCや寸劇やライブも同じく、冷めた目で見ると技術的には拙く雰囲気的には内輪での盛り上がりなのにどこか高揚させるものがある。
最後のシンクロの発表もその年頃でないと出せない高揚感が確かにあった。女装、部活ごとの技披露、ちょっとした内輪の盛り上がり。五人の奮闘を見てきた我々鑑賞者はノリに巻き込んでいくウォーターボーイズの一員でもありノリに巻き込まれるプールサイドのお客さんでもあるから全身でその発表とノリを楽しむことができる。黄色い声を上げ、手拍子をし、笑顔になるのだ。

そう、笑顔。ラストシーンでのウォーターボーイズの達成感に溢れた顔と、感極まってくしゃくしゃな顔と、拍手に応える顔。彼らがとても気持ちのいい顔で画面を過ぎ去り映画は終わる。最高の眩しい瞬間で終わった物語は心に残るしいつまでも輝く。それを体験したくて、知りたくて現実にもウォーターボーイズが次々と生まれていったのだろう。

眩しくぎらぎらとした夏という季節は少しだけ昔の思い出に浸りたくなる。そんなときに見返すのにもぴったりな映画だった。
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