マニアック・コップシリーズも第三弾。マーク数少な！カーアクションも、銃撃も炎上人間も爆破も徹底的に見せてくれます。これが全部CGじゃないなんて、信じられないけど本物は危なかっかしさが段違いで、ハラハラします。コーデル(マニアックコップ)はシリーズ進むごとに顔がひどくなり今回はむくんだ挙句黒焦げで原型とどめていません。
でもメイキングで中の人のインタビューをみたら、中の人はもっともっとインパクトがありました。そう、マツコ・デラックスが溶けたみたいな…(2015年64歳でお亡くなりになったツダールさん。警官だったこともあるそうです)
監督は製作側ともめて、クレジットが「アラン・スミシー」と表示されてます。のち和解するそうですが、この監督さんもかなり巨大。
このシリーズは、すぐ殺されてしまうキャラクターなのに設定の細かな登場をして、これが話にどう絡むのかな？と思った瞬間殺されておしまい、と言った殺しの密度の濃さが魅力のように思えます。続きが観たいなぁ！

• #やかんなし

ロバート·デヴィ刑事、ここへ来てようやく大活躍！
今回は銃撃戦やカーチェイスで見事な腕前を見せてくれます。

いっぽう本シリーズの主役、マニアック·コップことマット·コーデルくんも、黒魔術だかなんだかで、さらにヴァージョンアップ！
もう完全にロボコップのスペックを超えちゃいましたね。

第一作
通りすがりの人間や自分の味方まで手当たり次第に処刑する、狂ったシリアルキラー。
↓
第二作
警察権力を憎み凶悪犯たちを解放して国家転覆を謀る、怒れるアナーキスト。
↓
第三作
かつての自分と同じく無実の罪を着せられた警察官の汚名返上のために一肌脱ぐ、漢気あふれるアンチヒーロー？

シリーズを通して"精神的に成長"していくモンスターって、珍しいですよね？(笑)

• #2021♪
• #真夜中のグラインドハウス♪

前作で墓場に埋められたマニアックコップことマット・コーデルは黒魔術の力によって三たびよみがえった。
今回のコーデルは凶悪事件の犠牲になり無実の罪を着せられてしまったとある女性警官の無念を晴らすために彼女を陥れた連中を血祭りにあげていく・・・・。

またもよみがえったマット・コーデル巡査がとある女性警官を陥れた悪人たちを自らの手で裁いていくマニアックコップシリーズ最終作‼︎‼︎
今回はコーデルが女性警官の無念を晴らすために悪人たちに復讐していくという若干ダークヒーローチックな要素が強くなっており、前作までのように無差別に人を殺していくコーデルではなかったのはある意味面白かった。
またシリーズ最終作だけあり派手な描写が多く特にクライマックスの炎を身に纏ったコーデルが主人公たちとカーチェイスを繰り広げる展開は非常にかっこよく仕上がっていた。
ただ脚本の粗も目立ち（コーデルをよみがえらせた黒魔術師の目的など）そういった部分では少し残念なところもあった。
全体的にはシリーズ最終作らしい作品であった。
この世の未練がなくならない限りマニアックコップはきっとまた帰ってくる・・・・。