芸の道に生きる厳しさを伊藤大輔監督の堅実な演出で見せていく。
長男役、津川雅彦 による名演技そして、かわいい。
岸惠子の娘ぶりもかわいい。
勧進能のための能楽堂をセットでしっかり作り、衣装も絢爛…
おそらく映画3本分に匹敵する内容がある。だから複雑過ぎて疲れる。
こうゆう映画は最近も多い。ドラマを映画にしたモノや巨匠の『首』や『フェラーリ』も複雑過ぎたり、映画になりそうもない素材で失敗してい…
◎宝生流全面支援で弘化勧進能を再現but凡作に
1953年 大映京都 モノクロ 125分 スタンダード
*状態は問題なくも、セリフやや聴き取り難し
ペリー来航の5年前、幕末も近い弘化5年(184…
俳人松本たかし「初神鳴」の原作を、田中澄江と伊藤大輔が脚色、伊藤が監督した。勧進帳を舞うことになった宝生流十五代の宗家とその家族、関係者の心持ちようを、長谷川一夫、田中絹代ら豪華スターで描いた芸道も…
>>続きを読む前半本当にタルい。しかし、後半とっても面白い。
名門能楽一家の話。
後継の長男はかなり厳しく育てられる。
その点次男は自由で甘やかされる。一見次男の方がいいように思える。
しかし、厳しさを乗り越え、…