過去鑑賞。

知的なジョディ・フォスターが文明社会を知らない狼少女的な野生児役を圧巻の演技で披露。
とにかくジョディ・フォスターは演技に関して天才だと思った。
製作側でもあります。

ジョディ･フォスター × リーアム･ニーソンのコンビ！森の中で隔離されて野性的に育った一人の女性ネルを巡るヒューマンドラマ。言語を知らず人として喋ることも出来ない成人女性を演じたジョディ･フォスターの成りきり感が凄い。これは翻訳の戸田奈津子さんも大変だ！リーアム･ニーソンが非の打ち所もない立派な医者を情熱的に魅せてくれました。ストーリー的にちょっと中弛みしたかなぁ。あともっと予期せぬラストとかそっちの方がグンと面白くなったかなーと。

昔、観た記憶を無理矢理思い起こしました。

社会から隔離された山奥で育った少女、それを見つけた医者との交流を描いた人間ドラマ。
この映画はジョディフォスターの演技が熱い。
ネル語という架空の言葉をいとも簡単にしなやかに喋る姿は知性の高さを思わせる。
そして取り憑かれたような表情のうまさ。
反抗する顔、子供に見せる優しい目、ラストの裁判の証言する振る舞い‥全てが完璧な演技。
あまりにも完璧すぎて、そのキャラの背景が見えにくくなったかな‥。
この完璧な演技で見事にアカデミー賞にノミネートされた。
もう一回DVD借りたかったけど廃盤になってるとの事で‥YouTubeで予告動画観てその当時を思い出しました。

専門学生の頃、女性の先生と帰りの電車で偶然一緒になり映画の話で盛り上がって、その流れで大森の映画館までネルを一緒に観に行きました。
後日、友達からティーチャーハンターというあだ名をつけられました‥。
思い出深い作品です。