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ワイオミング
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目次

『ワイオミング』に投稿された感想・評価

犬
3.3


1830年代のロッキー山脈を舞台に、過酷な自然の中で暮す山男たちの生活とインディアンたちとの戦い、そしてインディアン娘との愛を描く

それぞれの目線で

自然
アクションがなかなかでした

友情
人間模様がまあまあ

白人のための作品です
チャールトン・ヘストン主演の西部劇ですが、ガンマンではなく猟師の話。
それでもアクション西部劇仕様にはなっていて、山で狩猟をする男たちの生活だけでなく、インディアンとのいざこざや、インディアン同士の抗争なんかも描かれます。
ロッキー山脈が舞台で、原題は“The Mountain Men”(山男たち)

しかし本作、まるで1950~60年代の西部劇のようで、とても1980年の作品とは思えません。
とにかく映像も話の展開もインディアンの描き方もどうも古臭い。
インディアンの描写については、ジョン・フォードの『シャイアン』(1965年)、スタイリッシュな『明日に向かって撃て!』(1969)、本作と同じく山男が主人公の『大いなる勇者』(1972年)など、過去に既に名作がいくつもあるのに時代を逆行している感じ。

じゃあ、いいとこ無しかというと、ワイド画面の壮大なワイオミングの景色は素晴らしいし、主人公ヘストンと猟師仲間のブライアン・キースの掛け合いもそう悪くはない。
実はヘストンも本作の出来は気に入らなかったらしく、製作サイドの意向に妥協(大御所のヘストンでさえ!)した結果残念な作品になったと公開時に語っています。

どうも最初の脚本はもっと暗目のテイストで、ワイオミングの変わりゆく季節を背景に、時代に取り残されていく猟師たちの挽歌を描くはずが、そのパートは大幅にカットされ、インディアンとのアクションばかり強調されてしまったんだとか。
ちなみに脚本のフレイザー・ヘストンはチャールトン・ヘストンの息子、親子して野心作だっただけに完成作を観て2人とも大いに失望するはめになったそうです。

山男の一人に先日観た『イン・ザ・スープ』の“ジョー”ことシーモア・カッセル発見。
音楽は西部劇では珍しいミシェル・ルグラン。
監督は本作が長編デビューのリチャード・ラング。
この監督、本作の直後にシャーリー・マクレーンとアンソニー・ホプキンスW主演の『LOVEシーズン』というコメディも公開されましたがやはり評判が悪く、その後名前は聞かなくなったようです。
ロッキー山脈のすばらしい景観!!
お馬さん身体はってた!🐎👏👏👏

2026 74本目
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