アパッチ族最後の戦士マサイの物語。　　
ロバート・アルドリッチが監督を務め、バート・ランカスターが主演、ジーン・ピーターズがヒロインを演じ、ジョン・マッキンタイア、チャールズ・ブチンスキー（ブロンソン）らが共演。　　　　

1886年、アパッチ族の族長ジェロニモは居留地から3度逃げて殺人を犯したため、汽車でフロリダに移送されることに。4月14日にアルバカーキからセントルイスに到着し、列車内で新聞記者による写真撮影が行われる。それにまぎれて、連行されていたアパッチ族の若き戦士マサイ（バート・ランカスター）が逃亡する…　　

マサイは戦士としてのプライドを持ち、白人に屈服することなく、逃亡生活を繰り広げる。
しかし白人様式の家に住むチェロキー族夫婦との出会いや仲間の裏切り、族長の娘との恋、さらには子供の誕生が人生を変えることになる。
戦闘シーンは少なく、マサイの苦悩に満ちた人生が描かれている。
新生児の産声が新たな時代の象徴として描かれているのが感慨深い。
マサイの生き様は語り継がれてアメリカ南西部の伝説となった。　

2025.5　NHK BSで鑑賞（プレミアムシネマ・字幕：岡田壯平）

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• #トウモロコシ畑
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“感じるのは戦士の血”

アルドリッチ監督が、“勇者マサイ”という先住民の側から西部の時代を描いた異色作。

ジェロニモたちアパッチ族は合衆国に降伏し、居留地へ護送される途中、マサイ (ランカスター) は脱走し、ひとり白人に立ち向かう。

最後のアパッチ勇者であるマサイの孤独な戦いは、まるでランボーのよう。
そして、ラストの産まれてきた子供の鳴き声を映すロングショットが印象的だ。

勇者であり、父であるマサイの血を受け継いだ子は、そう遠くない未来、さらにこの地を発展させていることだろう。
ロングショットから、壮大に広がるトウモロコシ畑の光景が目に浮かんだ。

若きチャールズ・ブロンソンが出演しているのも注目。

100 2020

先住民が主人公の初の西部劇🎬です。


19世紀末・・アパッチ族は合衆国政府に全面降伏するが闘士マサイだけが脱走する。

マサイは故郷に戻って来るが恋人ナリンリの父親サントスが名前だけのリーダーとなっていた。


アパッチ族の自立を主張するマサイだが、サントスの裏切りで再び囚われてしまう・・そして再度脱走をしたマサイは山中に立て篭もりひとりだけの戦いを始めるのだった。