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潮騒
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『潮騒』に投稿された感想・評価

イヴ・モンタンとキャサリン・ロスのラブ・シーンが話題になったフランス映画です。

 暴力についての著書があるイヴ・モンタンが、続編の執筆のためにある街にやってくる。

 その街で、彼はいきなりカンフー狂いの変な男に暴行され負傷する。
彼を手当てした医者が急死した後、治療を引き継いだ女医のキャサリン・ロスと恋に落ちるのだが・・・

原作者のフィリップ・ラブロが、自ら脚本、監督をしているのだが、作品に対する思い入れが強すぎて、観客は取り残されてついていけない。

 最初に治療してくれる医者が突然死んでしまうところから、何かの伏線が張られているのかなと思いながら見ていてても、一向にその気配がない。

 キャサリン・ロスと恋に落ちるのだが、恋の熟成期間がないのでこれも唐突な印象。

その他、警官や彼の著書のファンである若者、自分が冤罪で閉じ込められていた独房に現在入っている囚人、ホテルのメイド、キャサリン・ロスの兄等々、思わせぶりな登場の仕方をするのに、何一つ主人公と関係しない。

それが、監督の狙いならば技巧不足で背伸びしすぎで空回りしていると言わざるを得ない。

 偶然の暴力は必然によって起こるというのが作品の裏テーマっぽいのだが、どうも飲み込みにくい。
キューブリックの『時計じかけのオレンジ』に何らかの影響を受けているのかなとも感じた。

 映像センスや音楽の使い方に一瞬いいなと思うところはありますが、構成があまりにも散文的過ぎる。
舟を燃やして思い出の清算をするラストシーンが、その特徴的なシーン。

 原題『Le hasard et la violence』とは『チャンスと暴力』の意。
vivo
3.0
70年代らしいメロドラマの雰囲気を持ちながらも、情景や行動の描写によって心情を浮かび上がらせるアプローチと、全編に漂うシュールさが興味深かった。出来事の後になって振り返ることで初めて見えてくる「兆し」の存在を意識させるような編集も印象的だった。
「#潮騒」を観た。三島由紀夫とは関係のない1974年のフランス映画。ヌーヴェル・ヴァーグでなくてもフランス作品の60年代から80年年代の空気感がもの凄く好きで大人の恋愛を描いたこの作品にも期待したが雑すぎてびっくりした。作品そのものは悪くないが何か気になる。カンフー男も余計だった。

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