ダメ男とダメ女の墜落。
男は画にか描いたように。
女は本作だと顔意外に何で選んだ？
と言った感じ。

男はアル中。
女は自己陶酔に溺れる。
と、いう感じにしか思えなかったなあ。

常にアルコールによりふらふらで可笑し味溢れるマーチと、可愛らしさ全快であんなマーチでも献身的に愛するシドニー。冒頭こそ、このカップルを眺めているだけで多幸感に満ちていて良かったのだが、、、。

変わりゆくシドニーと、
何も変わらないマーチ。
クライマックスも「はい、お好きにどーぞ」と言った感じ。
女の描き方に集中しすぎて、男のほうがおざなりに。シリアスに持っていくなら、主役が女性にしろ、男の方にもある程度の敬意がないと見ていてツラい。


シドニーの前半の愛らしさと、
それとは打って変わった後半の刺すような眼差し👁️👁️。
彼女の演技にスコアを👏。
監督・脚本にはマイナスつけたいくらい。

楽しみながら地獄へ直行しているのは序盤だけで中盤以降はただただ地獄の展開に。ラストこそ気にいらねぇ…とは思いつつ、そうでもしないと彼女が救われないのが不憫過ぎる。どうしたらこのバカは自責と言う概念に到達出来るのだろうと思いつつ観たが、たぶん死んでも無理だろうと結論付けた、酒と女が悪いのではない、全部お前が悪い。相手がそうなら自分もやってやるとなんとか対等な関係を維持しようとする嫁氏、ただその無理がたたったせいで心身共ににすり減らし最悪の結果をもたらす。経済的に依存しているわけでも無いのにただただ不均衡な関係性、女は男の精神安定剤じゃない、頭では分かっていながらそうあり続けてしまうおうとする健気さ、それでも愛してしまう者の弱さ、愛していると言えば許されると思っている男。

1932年　アメリカ🇺🇸

監督は1920〜1940年代ハリウッドで活躍した唯一の女性監督ドロシー・アーズナー

主演のシルヴィア・シドニーの大きな目が凄く可愛い♡

富豪のご令嬢がパーティで酔っ払っていた男と知り合い一目惚れしちゃって、そのまま結婚してしまう

アルコール依存性の男との結婚は上手くいくのか…

遅刻はするし結婚式では指輪💍をなくす、挙句の果てには昔の恋人と浮気！
愛がかるからと、新しい夫婦の形を築こうとする新妻が健気😢

皮肉まじりのタイトルをどう捉えるか…

単純なハッピーエンドじゃないのも、なんか良いですね😊

• #ポケ2022年劇場鑑賞
• #アメリカ映画史上の女性先駆者たち