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オペラ座の怪人
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目次

『オペラ座の怪人』に投稿された感想・評価

3.5
オペラのプリマを目指すクリスティーヌが、音楽図書館の古書の中から見つけ出した、エリック・デスラー作曲“勝ち誇るドン・ジュアン”を舞台のオーディションの曲に使用。

だが、その最中に事故に遭ったクリスティーヌは、前世--すなわち本物の“オペラ座の怪人”のヒロイン--に遡っていく……。

アンドリュー・ロイド・ウェッバーのミュージカルとしても有名な、ガストン・ルルー原作の同名小説をストレートなゴシック・ホラーとして映画化した作品。

ファントム(エリック)の人間臭さと残虐性を強調し、シリアル・キラーの要素や殺人場面の過激なスプラッター色に趣を入れている。

怪人を演じているのがロバート・イングランドだから、見た目はまさしく『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーそのものだ。

ロバート・イングランドは、最後のほうでちょろっと素顔を見せる以外はほぼ特殊メイクで出ています。

仮面を被るのではなく、つけ鼻や入れ歯や他人から奪った皮膚を自らの手で縫い付け、パテ埋めでつなぎ目を隠すというグロテスクなメイクを施す姿が圧巻。

1925年版のロン・チェイニーを凌駕する威風堂々としたキャラクター造形でもある。

ヒロインを演じるシュエレンも、綺麗可愛い魅力を振り撒きながら熱演している。

今回の怪人は、過去に悪魔と契約し、戯曲を完成させる事と顔面の皮を剥がされた男という設定。

原作小説からすれば、かなり違う設定のストーリーですし(これはほかの作品もそうですが)、残虐なシーンが多いため好みが分かれる作品ですが、個人的にはけっこう面白かったです。

現代から過去、そして現代と時代を廻りながら紡がれるクリスティーヌとファントムの物語は、オペラの怪人の枠を超え、新しい切り口として面白く感じる人も多いのではないでしょうか。

『オペラ座の怪人』の映画の中では極めて異質なので、見る価値はあると思います。

ただグロさは半端ではないので注意。
SYU
4.0
2024/04/11
監督 ドワイト・H・リトル
ロバート・イングランド
ジル・シュエレン

"オペラ座には、今でも魔物が棲むという。"

歌手を夢見る主人公のクリスティーンは、不思議な楽譜の力により現代のNYから100年前のロンドンにタイムスリップしてしまう。
そこで、彼女は楽譜の作者である男と出会い彼の指導により次第に才能を開花させていくが、男には恐ろしい秘密があった。
有名ミュージカルを斬新な内容で映画化したホラー。

B・ナイでもう一本。

タイトルくらいは知っている程度で初めて観た「オペラ座の怪人」だったが、R・イングランド主演もあり、結構ホラー色が強く、エルム街の悪夢の番外編みたいな感覚で見てて楽しめた記憶があります。

ヒロインのJ・シュエレンも可憐で可愛らしく、思い出したら久々に見たくなってきた作品です。

鑑賞日1990年頃、VHSにて
4.2
現代のNY。女優クリスティーヌは老舗の書店で発見したエリック・デスラー作曲の「勝ち誇るドン・ジュアン」の楽譜を使ってオーディションを受けるが…というストーリー。
幾たびも映画化やミュージカルとして上演されているガストン・ルルー原作の「オペラ座の怪人」を「エルム街の悪夢」のロバート・イングランド主演で映画化したスプラッター・ホラーです。監督は「ハロウィン4 ブギーマン復活」や「アナコンダ2」のドワイト・H・リトル。
オーディションの最中に落下してきた土嚢に当たり意識を失う。彼女が意識を取り戻すと100年前のロンドンの前世にタイムスリップしていた。彼女はそこで例の曲を作曲したエリックと奇妙に出会うが、という内容です。
ロバート・イングランドが怪人演じてるだけあってホラー色強めというか、完全にホラーとして製作されています。まあ、原作も怪奇小説として書かれているからある意味真っ当な映画化と言えますね。
本作のエリックは、音楽の為に悪魔と契約して代償として顔の皮を剥がされており、仮面は付けずにつけ鼻や入れ歯、殺した人間から奪った皮膚を縫い付けてパテで繋ぎ目を隠すグロいメイクアップシーンを披露します。同情を誘うような部分はなく、クリスティーヌをオペラ座の主役にすべく、次々邪魔者を殺していく冷酷で残忍な殺人鬼として描かれています。事故を起こしたのを自分のせいにした舞台係を逆さ吊りにして腹にナイフ突き立てたり、その後全身の皮を剥いで衣装箪笥に閉じ込めたり、支配人から賄賂貰ってクリスティーヌを酷評した批評家をサウナでタオル顔に巻き付けて怪力で顔潰して壁に叩きつけたり、素手で内蔵掴みだしたりと容赦ない残忍な凶行見せてくれます。絡んできたゴロツキ三人をナイフやスカーフ、鞭を使って血祭りにあげるシーンも切断した生首を放り投げてビビらせたり、神出鬼没に先回りして追い詰めたり、殺した後に死体の両目に金貨置いて立ち去っていく姿はダークヒーロー味感じました。娼婦を買って、「お前は今夜はクリスティーヌだ」と言いながらクリスティーヌを思いながら抱くという屈折した変態ぶりも見せてくれます(笑)でも、枕もとに金貨3枚置いていったり金払いは良い(笑)
エリックの愛情が独占欲と執着の強いストーカー的な物だったり、最初は守護天使としてエリックを慕っていたクリスティーヌが、本性を知ってからは恐怖の感情しか抱かない所は原作のイメージに近いと言えますね。
雪降る中父親の墓参りするクリスティーヌの前に馬車が現れ、黒尽くめのエリックがバイオリン弾きながらクリスティーヌを誘うシーンは幻想的な感じ出してますし、クリスティーヌを攫ったエリックが駆け込む真っ赤なカーテンが降ろされた扉は原色を活かした撮影で印象深いです。蝋燭が沢山置かれたエリックの隠れ家もゴシックな美しさありました。
原作のシャンデリア落下のシーンはないですが、カルロッタの生首を仮面舞踏会の調理鍋の中に入れて、それを発見して大パニックになるシーンがあります。
主演のロバート・イングランドの奇怪で不気味さ溢れる演技はフレディに勝るとも劣らないんじゃないかな。警官を翻弄しながら上げる高笑いはフレディ感ありましたね。ヒロインを演じたジル・シュエレンも可憐な可愛らしさあって、怯えるヒロインから土壇場で反撃に移る所は現代的なホラーヒロインらしさありました。支配人役でビル・ナイが出てて、若い!!(笑)
後半のオペラ座の地下を舞台に、エリックと彼を追い掛けてきた警官達とラウルの追跡劇もホラー映画の王道的な流れでハラハラできて楽しかったです。炎の中で迎えるクライマックスも迫力ありました。しかしラウル役に立たなかったな(笑)
現代で意識を取り戻したクリスティーヌを待ち受ける恐怖も二段構えになっていていいですね。ここでタイムスリップの要素がきいてきます。しかし、100年間もクリスティーヌが現れるのを待ち続けてたエリックはストーカーの鑑だな(笑)ちゃんと現代でもパソコン使って作曲しててエライ!(笑)顔を剥がすシーンはサイレントでもあったエリックのマスク剥がすシーンのオマージュですかね。
バイオリンの調べが流れるラストはエリックの執着がまだ終わってないことを暗示させます。また100年待つのかな…
オペラやミュージカルのファンからは総スカン間違いないですが(笑)、ゴシック・ロマンな雰囲気漂う中で繰り広げられるゴア描写やエリックの猟奇殺人鬼っぷりはホラーファンなら満足できるんじゃないでしょうか。北米ではBDも出てますが、日本ではVHS止まりで見る手段限られてるのが残念ですね。せめてDVDにならないものか…

『オペラ座の怪人』に似ている作品

オペラの怪人

製作国:

上映時間:

92分

ジャンル:

3.3

あらすじ

オペラ座の交響楽団員だったエリックは、ピアノ演奏曲を書き上げ音楽出版社に持ち込むが喧嘩となり、顔に硫酸をかけられ醜い容姿となってしまう。オペラ座の地下室に逃げ込んだ彼は、プリマドンナの代役…

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