原作は菊田一夫の連続放送劇。舟橋和郎が脚色、島耕二が監督した。
話の骨子は、大阪船場の綿布問屋沢田安商店の娘が、金策に奔走、好色なオヤジが融資を餌に体を求められそうになる。なんとも低次元な展開で、東…
ザ・心の機微がわからない男こと菅原謙二、これまでも彼が引き起こした惨劇の数々を見届けてきたが、『都会という港』でのNO忖度ぶりはトップクラス!なぜこんなストレスフルな映画を朝からみてんだか自分でも訳…
>>続きを読む家業の金策に走り回る姉と家出して男に金ヅルにされるクラブ歌手の妹の二役を演じるお富士さんと、ただただ顔がデカい(長い)興信所の菅原謙次と、坊ちゃん絵描きの敬三さん。恐ろしいほど人の気持ちがわからない…
>>続きを読むお富士さんは、苦しい実家の商売を切り盛りする姉と、かけ落ちした妹の二役を演じる。
美術とロケの場所がすごく良くて、アグファカラーの色合いも美しい。お富士さんは大阪の女性らしくて良かった(「夜の河」み…
菅原謙次という俳優から想起される「気は良いが、デリカシーにかける男前キャラ」を10倍くらいデフォルメしたら、とんだサイコパスが爆誕するんだ…という学び。
そんな失礼な人っている!????
女子高…
大阪で布問屋を営む沢田商店のとうさん山本富士子が主人公
沢田商店は近年店が傾いており、老いぼれただんさん小川虎之助は頼りにならないので、お富士さんが東京、名古屋と駆けずり回ってのお金の工面で苦労して…