yamadakaba

インサイダーのyamadakabaのネタバレレビュー・内容・結末

インサイダー(1999年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

たばこ会社の不正を内部告発した科学者と、報道番組のプロデューサーの真実をめぐる戦いを描いた、実話をベースにした物語。

「俺たちは立ち向かう。メディアの巨大な陰謀を暴くために!」

アル・パチーノ演じるバーグマンは報道番組60minutesのプロデューサー。たばこ業界の不正を知るワイガンド博士(ラッセル・クロウ)を説得し、守秘義務を顧みず真実を収録する。ここから真実を貫く大変さをふたりが襲う。たばこ会社からの圧力は告発したワイガンドだけでなく、番組Pのバーグマンにも放映ストップという圧力をかけてくる。
強いジャーナリズム精神を元に、60minutesを放映するCBS以外のメディアに働きかけ、不正の告発に成功するも、情報提供者を守れなかったとテレビ局を辞めるバーグマン。ワイガンドも科学者としての道を断たれ、学校の先生へと職を変える。
真実を貫き通すことの大変さを、ジャーナリズムの世界をモチーフに描いている。

監督はマイケル・マン。実話をベースにしたストーリー展開は、端折り方が大胆で、つながりがわからない部分も多い。
カメラワーク・アングルが独特で、俳優のクローズアップや手持ちカメラが多用されている。シーンの切り替えも人物を主体に切られたアングル。意図があるのかわからないけれど、人物にフューチャーしたかったのかもしれない。
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