このレビューはネタバレを含みます
続編が公開されたため再鑑賞。
初めて見たのがおそらく中学生の時だったので、良いイメージを持ってない作品だったのですが、今見ると意外と楽しめました。「時計じかけのオレンジ」を見たときと同じような感じだなぁ。
ドラッグとクソにまみれた作品です。不愉快に思う人も多いかも。レントンが便器の中に入っていくシーンとか、スパッドのシーツとか特に。
でもそんな中に若者の国に対する不満とか、現状から抜け出さなきゃいけないと思う葛藤とか、社会問題がしっかり描かれていて面白い。ただ、エイズとかドラッグ依存とかちょっと軽く描きすぎてる気はした。
音楽はブリティッシュ・ロック好きにはたまらないチョイス。プライマル・スクリーム、ニュー・オーダー、イギー・ポップ、アンダー・ワールドとまぁ大御所揃いで音楽と映像のバランスもすごくクール。
ヘロインの取り引きをしてるシーンで、4人がバカ過ぎて£1万6,000で手を打ったところはかなり笑えた。スーツケースに£4,000残ってんじゃん笑
やめてもやめても結局ヘロインに手を出してしまうレントンにイライラしてしまったので(ジャンキーにしか分からないことなんだろうけど)評価は少し低めです。