2017-03-01記。
ペルセウス座ガンマ流星群のペルセウスって、こんな奴だったのか…とか、星が好きな私にはギリシャ神話が分かって面白かった。
ちょっと古さは否めないけどね。

「わたしの宿命を見つけた。」

大波の中を王アクリシオスとその兵士達が行きます。オリンパスのゼウスのために、赤ちゃんを抱いた娘を生け贄として、海へ流しました。

しかし、それを見ていたゼウスは、その仕業を無慈悲だと怒ります。アクリシオスを罰し、街を潰してしまうために、海の怪物クラーケンを放つのでした。

特殊技術の巨匠であるハリー・ハウゼンの最後の映画作品です。
まず、海の怪物であるクラーケンの迫力に驚きます。

ペガサスの動きがとてもリアルです。羽ばたき具合も綺麗です。

その他にも醜い姿になったカリボス、真鍮のロボットであるフーボ、3人の魔女、大サソリなどの特殊技術も凄いです。

中でも素晴らしいのは、メデューサの蛇の髪でしょうか。矢を射るメデューサの形相は凄く恐ろしいです。彼女の下半身にも注目です。

ストーリーはペルセウスを主人公とした、ギリシャ神話のダイジェスト版でした。

ゴジラであるとか、特殊技術を好きな方にはとても見甲斐があり、楽しめる映画だと思います。

「よく見るのだ。アンドロメダ。
野望を抱いた求婚者への新しい謎だ。」

【タズシネマ】
ギリシャローマ神話もの大好物。
サムワーシントンの「タイタンの戦い」のオリジナルです。

1981年公開の作品なので映像は当然古いけどそこは全く問題なく観れます。(同じ頃公開されたSWシリーズも違和感なく観れるように。おそらくフィルムを重ねるような同じ手法で作ってるだと思います。40年も前にこれだけの映像仕上げてることがまずすごいです。)

ただタズシネマは展開がスローに感じてしまた。物語の前段が長くて、盛り上がり始めるのがだいぶ遅い。双頭の犬型クリーチャーと闘うくらいからようやく盛り上がりますが、闘いも双方やけに慎重でスローに感じてしまたです。

でもアンドロメダが激烈かわいいです。
ジュディバウカーという女優さんらしいです。
https://m.imdb.com/name/nm0101175/mediaviewer/rm4035555072/

あとロボフクロウがさながらSWのC3PO & R2D2みたいで(見た目がC3、声がR2、ちょっとドジで、ペルセウスとガッツリ意思疎通できて、いざというときにちょっと活躍するところとかすべて含め)かわいかったです。エンドロールが星空に黄色い文字なのでオーケストラ音楽と相まってなおさらSW感がありました笑

エンドロール前の星座の話が勉強になります。(中学理科ですかね？)リメイク版にも入れて欲しかった。

2010年版レビュー
https://filmarks.com/movies/25790/reviews/94497162