【第18回アカデミー賞　助演男優賞他全4部門ノミネート】
『スタア誕生』ウィリアム・Ａ・ウェルマン監督作品。従軍ジャーナリストのアーニー・パイルのルポルタージュを原作とした作品。アカデミー賞では助演男優賞（ロバート・ミッチャム）など4部門でノミネートされた。

端正なつくりの戦争映画。さすがはウェルマン、流麗な演出で進めていく職人芸。題材の割に軽いかなという気がしないでもないが、終戦の年につくられたということを考えると意義深い作品。

歩兵として戦う男たちを描いた群像ドラマで、基本的に従軍記者の視点で描かれていく。

戦争映画は正直苦手なのだが、ウェルマンの端正な演出の積み重ねが心地いい。

役者ではやはりロバート・ミッチャム！ノワール映画のイメージが強い彼だが、存在感としては頭一つ抜けている。そりゃ助演男優賞にノミネートしたくなるよね。

よくある戦争映画と言えばそうなのだが、非常にみやすく綴られた戦闘描写、そして人間模様がいい。何か突出しているものがあるわけではないが、ウェルマンの職人芸がうかがえる秀作になっている。

• #第18回アカデミー賞

戦友

第2次世界大戦、従軍記者アーニー・パイルのルポルタージュを基に描いた戦争映画

戦争の恐ろしさ

精神的におかしくかる
リアルでなかなか見応えありました

白黒

雨がスゴい

戦場にワンちゃんって

戦地に赴く兵士達にぐっと寄り添った作品。
派手なアクションはなく、ドキュメンタリーまではいかないが、生暖かい空気を感じる作品だった。

変わっていく保険金の受取人、息子のレコード、結婚式、🐕など、キーポイントがいくつかあり、面白かったが、基本的には冷静に淡々と描いている印象だった。

ミッチャムは、この後の作品をたくさん観てきたから、このくらい当然なのだが、派手に熱演しないあたり、やはり巧い。

舞台セットが少し安さがある点など、目をつぶらないといけないシーンはある。
点数が難しい。ひとまず。