
北陸線で列車事故が起きた。入院中の田浦修司(細川)は、収容しきれない負傷者をさばくため、一夜だけ他の患者との同室を頼まれる。それは骨折した女性だった。つい立てを挟み、お互い顔が見えない二人は、ふとしたことから言葉だけのセックスをしてしまう。翌朝、看護婦がつい立てを払うとベッドにいたのは白髪の老女だった。退院後、田浦のもとに老女から電話が入り、それを拒否する田浦だったが、彼女は彼を待ち伏せていた。だが待っていたのは老婆ではなく、四十ぐらいの色気をたたえた魅力的な中年女性だった。その女性睦子(石田)と田浦はホテルで一夜を過ごすが、翌朝彼女の姿はベッドになかった。
AV製作会社の社長・古賀雄一は妻と娘のいる自宅に戻らない日々が続いていた。ある日、テレビのワイドショー番組に出演した彼を偶然目にして思わず懐かしくなったと、小学校の同級生だった早苗と名乗る…
>>続きを読む東京湾をのぞむ臨海副都心。クリスマスに遊びに来た森田ミツ(酒井美紀)は、吉岡努(渡部篤郎)という沖縄出身の青年と出会い、二人は結ばれた。しかし、愚鈍なまでの人の好さを見せるミツがうっとおし…
>>続きを読む男と女、美しい四季を背景に描かれる妖しい情念の戯れ――― 戦時中生きる気力を無くした青年は、死に場所を求めて秋津温泉にやって来た。しかし彼は結核に冒され、自殺する事もままならずに温泉宿で倒…
>>続きを読む大村はかつて、妻子のある身でまだ少女の音子を身ごもらせた過去を持つ。音子は死産し、自殺未遂をするが、彼女をモデルにした小説は彼の出世作となった。それから20年経ち、大木は画家として大成した…
>>続きを読む©1990 松竹株式会社