
北陸線で列車事故が起きた。入院中の田浦修司(細川)は、収容しきれない負傷者をさばくため、一夜だけ他の患者との同室を頼まれる。それは骨折した女性だった。つい立てを挟み、お互い顔が見えない二人は、ふとしたことから言葉だけのセックスをしてしまう。翌朝、看護婦がつい立てを払うとベッドにいたのは白髪の老女だった。退院後、田浦のもとに老女から電話が入り、それを拒否する田浦だったが、彼女は彼を待ち伏せていた。だが待っていたのは老婆ではなく、四十ぐらいの色気をたたえた魅力的な中年女性だった。その女性睦子(石田)と田浦はホテルで一夜を過ごすが、翌朝彼女の姿はベッドになかった。
男と女、美しい四季を背景に描かれる妖しい情念の戯れ――― 戦時中生きる気力を無くした青年は、死に場所を求めて秋津温泉にやって来た。しかし彼は結核に冒され、自殺する事もままならずに温泉宿で倒…
>>続きを読む妊娠中に夫を交通事故で失った由美子は、不幸のどん底に突き落とされる。加害者である三島は不可抗力による交通事故で無罪とされ、青森へ転勤になった。2人は慰謝料をめぐって何度か顔を合わせるうちに…
>>続きを読むひとりの男が小説を書いている。名前は真木栗勉(まきぐり べん)。売れない小説家だ。古い木造アパートで小説を書いている。 そんな彼に、官能小説の依頼が舞い込むが、書けるはずもなく時間だけが過…
>>続きを読む©1990 松竹株式会社