官能小説の「口述代筆」。奇妙な出逢いをへて恋人になった、官能小説家・木島理生と大学生・久住春彦。木島が田舎へ里帰りしてからも、文通で遠距離恋愛を続けていた二人だったが就職したての久住とすれ…
>>続きを読む『春を告げる町』が描くのは、華やかでシンボリックなセレモニーの後景で、こつこつと日々の暮らしを築いていく人びとの営み。この土地で新たに生まれ、すくすくと育っていく子どもたちの物語。被災体験…
>>続きを読む土砂降りの雨の日に、川本信夫は少年院を出た。更生を誓って出所したものの川本を迎えた郷里の炭鉱地は、すっかり廃城となり、無残な姿をさらしていた。荒れはてた川本の家では、父親は出かせぎに行った…
>>続きを読む山口百恵=三浦友和のコンビ第9作。原作は加茂菖子の「執炎」。戦乱の太平洋戦争を背景に、狂おしいまでに燃え上がる男と女の愛の日々と、悲しい結末を描く。平家の落人の血をひく娘きよのは、浜の男・…
>>続きを読むモンゴルの大地で暮らす夫婦。夫のチャクトゥは都会に越したいが、妻のサルラは反対する。そしてモンゴルの平原にも変化が忍び寄る。伝統的な絶景描写と現代的な社会問題を盛り込んだ夫婦愛の物語。北京…
>>続きを読む生まれ育った海沿いの町で、漁師の夫、2人の子どもと幸せに過ごしていた佐藤千恵子(夏木マリ)の暮らしは、2011年3月11日に一変。津波に流された夫は帰って来ない。それでもいつか夫が戻って来…
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