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へばの
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目次

へばのの作品紹介

へばののあらすじ

青森県六ヶ所村。核燃料再処理工場がある青森県六ヶ所村。この地で生活する紀美(きみ)とその工場で働く治(おさむ)。2 人はごく普通の幸せを思い描いていた。結婚して子供をもうけ、新しい家庭を築く。だが、ある事件をきっかけに、2 人の運命は大きく変わり始めるのだった―。

へばのの監督

木村文洋

原題
製作年
2008年
製作国
日本
上映時間
81分

『へばの』に投稿された感想・評価

手に負えない佳作。凄まじいせつなさがところどころにあって。この私にどうしろと?

いきなり吹きすさびが咬みついてくる。ラフマニノフの〈鐘〉みたく。冬の海辺だ。そして裸身のどのへんか判らせない接写から、女と男がぽつんぽつんと浮き出して……。
津軽弁だか南部弁だかが字幕もなしにベラベラされつづけるもんだから、台詞が半分も呑み込めないまま。そのバリアーをいいことに、東京人の私はスクリーンの向こう側の真剣に這いつくばる心模様たちを人ごととしてしか眺めない権利をむさぼる?

主演の西山真来さんは、去年の『夏の娘たち』で変な脱ぎ役だったから、私は彼女をどうせエロさと平凡さだけが同居したややグロい人なんだと軽んじてたが、もう少し若いこの映画ではもっと感じよくて綺麗でわが家族っぽいじゃないか(失礼シマシタ)! 後半へ行けば行くほどその西山さんが圧倒的な存在(この女優がいなきゃ元々成り立たない感)になってきて、その前に雪道を自転車で上手に進みながら昭和曲「恋の予感」を口ずさむところは前半の尾根になってた。
父娘の晩ごはんの素敵さに“高いまま”つながっていく。

恋人役の吉岡睦雄さんは、あまり彼女ほどにはじっくりキャメラを向けてもらえないため、私たちに背格好ふくめて顔貌が鮮明には印象づけられないままだった。これは監督の抜かり? そのタルみのせいで後半再会頃の彼が前半の彼と同一人物なのかどうか理解に小乱れ発生。
そしてそしてズルいのは、「へばの(じゃぁね)」~玄関~カーステの大音量「恋の予感」! 身を引きちぎるこんな剛速球放ってもいいの? 頂上場面にも私たちに対してもその曲は本当に今度こそドストライクで、微苦笑するつもりが泣いちゃったじゃんか!
その時点でもう私はこの映画の“気の強さ”に白旗で、あとは野となれ山となれの砂浜。自分から脱いじゃう西山祭りはまぁご勝手にだけど、ベタ演出とも言いきれぬクラクションがすごくイイ。吉岡さんはキャメラに背を向けたり上位の彼女を支えたりと、ペアスケーティング演技にまだ徹する。しかしせっかく安全地帯直々の「恋の予感」で作った頂上を監督が自ら変形させる哀しさはちょっとある。
そこまでは許すとして、ようやく吉岡さん仁王立ちの場面が来たと思いきや、奥さんの行動は猛速度すぎた。木村監督の若気の至りに、吐息。

何のその。東京の音響が冒頭同様にみんなを攻める責める。なかなか終わらない終わり方にいろんなものを畳みかけられて、北村早樹子さんの絶唱も来ちゃって、、、、、原発なんか元々批判的にみてる私は何も悪いことしてないし、苦しみながらいろんなことに「なぜ」「何」を吐きつけ吐きつけ同じく真剣に生きてるつもりなのに、この作品について何も語る資格がそもそもないような気がしちゃう。。。。。それぐらい、手に負えない映画。東京のシアターでゆっくり観てごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
3.0
そこで生きていることで家族が崩壊し、家族が欲しいと願う主人公がそこに生きているがためにさらに愛する人を失ってしまう。

それでもやはり彼女はそこに生きて、そこに居続ける、自分を捨てた人を待ち続ける

再び再会したとき、初めてそこから離れようとするが、結局、愛する人は再び自分のもとから消え、そして彼女は引き換えに家族を宿す

そこまでしてなぜ彼女は家族が欲しかったのだろう…彼女にとって彼を愛していたのか家族が欲しかっただけなのか…

冬の青森の厳しさが彼女の生きてきた人生の厳しさそのものだったのかもしれないし、実際そこに住んでいる人たちはどう感じているのだろう…
風が吹いてた

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