執炎の作品情報・感想・評価・動画配信

『執炎』に投稿された感想・評価

たく

たくの感想・評価

3.7

一人の男を自分の命を懸けて愛し抜く女の執念を描く蔵原惟繕監督1964年作品。蔵原監督といえば自分にとっては「愛と死の記録」で、本作でも戦争に引き裂かれた男女の図式と愛の狂気を描き、こういう話をやらせ…

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浅丘ルリ子と言えば、寅さんのリリー役でしか観た事が無かったので、こんな若い頃の浅丘ルリ子が新鮮でした。


きよの(浅丘ルリ子)と拓治(伊丹十三)が最初に出会ったのは、小学生の頃。
やがて拓治は水産…

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デニロ

デニロの感想・評価

4.5

女は、男がこころならずも死にゆく姿に、/女があれほど美しい顔をしたら、もうその次には気が狂うとるで。女は単純に見えて、こころも身体も複雑なんや。/と女自身の濃艶を言い尽くす。

そんな浅丘ルリ子、芦…

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マグ兄

マグ兄の感想・評価

2.5

駄作にしか思えなかった。つまらない。結末がわかった状態で、決まったレールを普通に進まれても...。浅丘ルリ子の演技が特別いいとも思えなかった。夫の仏壇の前にいる浅丘ルリ子を見て、少し顔を背ける芦川い…

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終盤、ドラゴンボールかという引き伸ばしで、ありえないぐらい、しつこく、長い
死ぬとわかっているのだからなおさら、まだ死なんのか、となる
その他、ナレーションなど、色々鈍重

伊丹、メインキャストは貴…

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うどん

うどんの感想・評価

3.8

今まで見たことがない浅丘ルリ子の体当たり演技。こんな作品もやっていたんだなぁ…

あまりに深く重い愛の表現に圧倒される。彼女のような錯乱状態に陥った女性は当時少なくなかったのかな…正気を取り戻すき…

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バカップルパートはしんどかったが、細川ふみえ似の、ふっくらほっぺ浅丘ルリ子に参ったw
この作品が浅丘ルリ子代表作の一つとすれば、芦川いづみ様の代表作「硝子のジョニー」に海・汽車・気の触れたヒロインと…

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石口

石口の感想・評価

4.0

増村・若尾に「清作の妻」があるなら蔵原・浅丘にはこれがあったとでも言うべき渾身作。線路上を歩く描写や雪の描写があまりに神々しい。手持ちのブレるカメラワーク、物凄い俯瞰ショットの挿入など変幻自在な映像…

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浅丘ルリ子魂の一作。
順風満帆そうな若い夫婦は何故死ぬことになったのか?
結末収束形の物語構造に映したのは男と女と戦争の影響。
特に女の姿を映したのは、かの名作ヴィットリオ・デ・シーカ「ひまわり」も…

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多重露光、多用するとクドくなっちゃうものだが、ここまで多用してしかも効果を薄れさせていないのはすごい

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