どんな依頼も引き受ける私立探偵の活躍を描いたTVアニメ「シティハンター」の劇場版アニメ。　
原作は北条司氏の漫画。　

冴羽獠はいつもはお茶らけているが、いざという時は頼りになる凄腕の仕事請負人で、槇村香とコンビを組んでいる。
ある日、新宿東口のMY CITY前で依頼の仕事を宣伝していると若い美人の金髪女性エミリー・オハラが声をかけてくる。
マフィアから命を狙われているので、100万ドルで1か月ボディガードして欲しいという。
モッコリを条件に加えて依頼を引き受けるが…

いつもはスケベで頼りない冴羽獠がいざという時はビシッと決めてカッコいい。
相棒の槇村香、ライバルの海坊主、警視庁の野上冴子らレギュラーメンバーがストーリーを盛り上げます。
100ｔハンマー、10tハンマー、こんぺいとう3号などお色気ギャグを交えながらもシリアスなストーリーが展開する。
新宿東口のMY CITY前の広場や新宿高層ビル街のレンガ広場などリアル新宿が舞台。
クライマックスは横浜競馬場跡でのエミリーのセンチネルアームズカスタムコンバット44マグナム銃とゼロ戦の一騎打ち。
「トリガーは心で弾くものだ」
”エミリーちゃんの下着”のモッコリネタでまとめて最後まで笑えます。
エンディング曲は荻野目洋子が歌う”MORE MORE しあわせ”♪　

2022.12　BS12で鑑賞（日曜アニメ劇場）

• #CIAキャリアエージェント
• #センチネルアームズカスタムコンバット44マグナム銃
• #指のガンタコ
• #赤いフェラーリの男
• #CIAの兄の死
• #爆薬を仕掛けたラジコン
• #戦車のプラモデル
• #横浜競馬場跡
• #二重スパイとテロリスト
• #ロケットベルト
• #エミリーちゃんの下着

トリガーは心で弾くものだ。


北条司原作のアクションコメディアニメ「シティーハンター」の劇場版。


新宿を根城にするプロのスイーパー（始末人）コンビである冴羽獠と槇村香。
今回、彼らの元に現れた依頼人は、マフィアの放った殺し屋から追われているというブロンドの美女。
100万ドルともっこり一発の報酬で依頼を受けた2人であったが、美女には裏の顔があった。


劇場版と言えど全く変わることのない、いつものシティーハンター。
獠がもっこりし、それを香が100ｔハンマーで制止する一連のお約束コントの合間にアクションが挿入され、いつの間にか事件は解決しているスタイル（苦笑）

今作では、海坊主は戦闘には参加しませんが、かなり無理やりに登場しては結局、店を半壊されます（苦笑）

敵となるダグラスはラジコン爆弾を主戦力にする殺し屋。
隠れ家で密かにプラモを作り、日本のプラモは良いと満足したりする珍キャラだったりします。
声を担当しているのは「マジンガーZ」の兜甲児役や、ジャッキー・チェンの吹き替えで有名な石丸博也ですが、最初はクールな感じだったのが後半ギャグメーカーぽくなるとジャッキーぽい演技になるのが要注目です。

それにしても、獠のスイーパーとしての能力はゴルゴ13並みですな。超人的です。

監督は最新作でも総監督を務めた、こだま兼嗣。
キャラクターデザインは監督の奥方でもある神村幸子。
神村デザインを全編にわたって、かなり高度に再現している程、人物に限っては作画レベルが非常に安定しています。

同時上映だった「ベイシティウォーズ」より時系列的には後のお話みたいですね。

• #もっこりしすぎ
• #下着ドロ
• #今だったらドローンだけどラジコン
• #田宮かな？
• #大爆発

かなりいつも通りなシティーハンターの内容でテレビスペシャルでもいいんじゃないか？ってほど。
獠ちゃんは相変わらずカッコいいし、名言も出る。
悪役がロケットベルトで逃げようとするのは流石に無理があるんじゃ笑。