真っ黒こげ太郎

13日の金曜日の真っ黒こげ太郎のネタバレレビュー・内容・結末

13日の金曜日(1980年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「今年最後の映画なんだし、有名な作品を観よう!」
そう思いながらレンタルしたのが、この作品だった…。
年末なのに何やってんだ!?俺!!??



1980年の13日の金曜日。
数年の間、殺人や失踪が相次ぎ、呪われていると噂されているクリスタルレイクのキャンプ場が再開されることになり、指導員候補の若者達がキャンプ場を訪れる。
キャンプ場を楽しみながら開業の準備を進める若者達だったが、若者達は何者かの手によって1人、また1人と殺され消えてゆく…。

一体、このキャンプ場で何が起きているのか…。



キャンプ場を訪れた若者グループが、何者かの手により次々と殺されてゆくスラッシャー・ホラー。
言わずと知れた、スラッシャーホラー映画の代表作の、記念すべき第一弾。
しかしまだ観てなかったのでこの機会に鑑賞。
(実は「ジェイソンX」は観てた。w)

内容はもう言わずもがな、「キャンプ場に来た若者達が殺人鬼に殺される」殺人鬼ホラーの基礎基本となっているプロット。

だが、ぶっちゃけ想像と違う内容で逆に驚いた。
殺害シーンはトム・サヴィーニさんが手掛けているだけあって中々グロイし、若者達が良い具合におバカなのも想像通り。

でも、本作の代名詞となっているジェイソン、今作ではチョイ役!!!
殺しまわっている殺人鬼は、全くの別人だったのだ。
実を言うと自分も別の人だと聞いていたのだが、まさかそいつが後半にならないと出番がないのはビックリした。
もっとお話の序盤に出てくると思ってたから…。

そして、本作で描かれるジェイソンの出生の秘密で更に驚いた。
何つーか、もっとヤバい生まれの人だと思ったら、割と普通の人だった的な…w

「ママ~!!!助けてよぉ~~~!!!!」

しかし、すべてが終わった後のあのラストシーンはビックリ。
アレが後にどうホッケーマスクの殺人鬼になるんだ!!!??

…続編も観ねばな…。

肝心の内容も、意外と淡々とした、堅実な作り。
他のスラッシャーホラー映画に比べると演出も抑えめだし、そこまでグロい訳でもない。
犯人の動機も結構アレだし、サスペンス要素もイマイチだったりする。
全体的に観ても出来がいいわけでもない。
(まぁ、個人的にママのサイコ演技やラストのキャットファイトとかはそこそこ盛り上がったけどw)


しかし、あのラストからどうやってジェイソンが誕生するか気になるし、サヴィーニさんが手掛けた残酷描写は楽しめたので、すぐにでも次回作が観たくなりました。
(そんな訳で新年の映画レビュー一発目は続編の「13日の金曜日PART2」に決定ですwww)

アレな所はありますが、スラッシャーホラーの元祖として見る所はあるので、機会があれば是非。


つー事で相変わらずちぐはぐなレビューになってしまいましたが、今年もありがとうございました。

皆様、良いお年を!(無理矢理纏めたw)