私利私欲にまみれた老中・田沼の悪政で、庶民が苦しい生活にあえいでいた江戸。この事態を救うべく、正義の武士・影法師は、毎晩田沼らを襲い、奪った金を町民たちに分け与えていた。だが、影法師を恐れ…
>>続きを読む弘化元年。明石藩の江戸家老・間宮が、将軍・家慶の弟であり藩主の斉韶の暴君ぶりを訴えて、老中・土井の門前で割腹し、果てた。土井は非常手段として御目付役・島田に斉韶暗殺を命じる。新左衛門は11…
>>続きを読む江戸市中は、飢饉のため米が出回らず、価格も高騰。米問屋に群がる人々に、闇太郎は三斎の家から持ち出した小判をまいた。一松斎からアドバイスを受けた雪之丞は、広海屋に一万石の米を投げ売りするよう…
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