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花の白虎隊
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目次

『花の白虎隊』に投稿された感想・評価

1954年 大映京都 モノクロ 91分 スタンダード
*ホワイトノイズとブツブツ音あり

2011年3月下旬、東日本大震災の避難所支援のボランティアとして、会津若松市の体育館に数日寝泊まりしたことがあるが、飯盛山に近く、休憩時間に線量計の値を気にしながら白虎隊士の墓や、さざえ堂を見学しに行ったりしたことを思い出した。

本作は市川雷蔵のデビュー作で、監督は文芸大作の監督として名高い田坂具隆の弟勝彦。

冒頭、藩校日新館の教官布施三十郎(三田隆)によるフランス語の最後の授業が終わり、生徒たちに出陣の餞の言葉を贈る場面から始まるが、明らかに太平洋戦争時の学徒出陣を重ねている。‥‥

【以下、念のためネタバレ注意⚠️】









‥‥ところが、それが余りにも露骨過ぎて興醒めだし、話の方も、演出も、俳優陣の演技も凡庸過ぎて、全然面白くならない。

藩主の松平容保は原聖四郎が演じて、終盤に少しだけ登場するが、殆ど顔見せだけで、あんた誰?状態なテイタラクだった。

新派の棟梁花柳章太郎の長男武始がフランスへの留学予定だった秀才の池上仙吉を演じているが別に上手くもなく、勝新太郎は隊士の小林八十次郎役だが、殆どその他大勢と言ってよく仕どころがない。

そのなかにあって、本作で主役として扱われている篠原準之助を演ずる雷蔵だけは、つまらない脚本とメガホンにも関わらず、初出演とは思えない落ち着きと上手さを見せてくれている。

最後の飯盛山の集団自決は、悲惨極まりないというしかないが、このシーンで、年若い志賀春太郎(小堀彰)が死のうとするのを制止して「お前は生き延びるんだ」と準之助が諭すセリフだけは、さすが雷蔵、説得力が感じられ、駄作と言うべき本作唯一の見どころとなった。

《参考》
*1
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/花の白虎隊

*2 花の白虎隊
1954年8月25日公開、91分、時代劇
moviewalker.jp/mv23951/

*3 花の白虎隊
www.raizofan.net/link4/movie1/hanano.htm
** 上記サイトTop page 市川雷蔵のファンサイト“ようこそ雷蔵ワールドへ”
www.raizofan.net/829717.htm

*4 キネノート
www.kinenote.com/sp/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=24132

*5 チャンバラワールド
まとめて市川雷蔵
www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/chzak01/raizou1.htm

《上映館公式ページ》
映画デビュー70周年記念
市川雷蔵映画祭 刹那の煌めき
20252.22〜4.18 シネ・ヌーヴォ
www.cinenouveau.com/sakuhin/ichikawaraizou2025/ichikawaraizou2025.html
ラストが悲しすぎです😭

「白虎隊」の歌が 涙を誘います。
市川雷蔵は主人公的な役でしたが勝新太郎は脇役で最後辺りに見せ場?がある感じでした。
砲撃、銃撃シーンは結構迫力あったと思います。
薩摩軍の桐野利秋の存在と白虎隊の少年達の先生役の三田隆が一番印象に残りました。

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