婦系図(おんなけいず)の作品情報・感想・評価

婦系図(おんなけいず)1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:99分

ジャンル:

4.0

『婦系図(おんなけいず)』に投稿された感想・評価

4.0
165件のレビュー

◎進歩派教授による父権主義の犠牲とSisterhood

1962年 大映 カラー 99分 シネマスコープ
*やや淡めの色彩だが状態は良好

『婦系図』は「湯島の白梅」として知られる、早瀬主税の縁切…

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まさに文芸メロドラマといったご都合主義な展開と感情を誇張した演技で描かれる悲恋の物語でした。少しバカにした感じでも使われるメロドラマという言葉ですが、この映画ではそのメロドラマという言葉が映画の匠達…

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監督/三隅健次、主演/市川雷蔵、万里昌代と言えば、真っ先に想い出すのは時代劇の傑作「斬る('62=大映)」であり、否が応でも期待が膨らむのだが、「婦系図」はそんな期待を裏切らない傑作である。
この映…

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3.8

スリを仕掛けた相手に拾われ成長した青年は芸者と恋に落ち…

雷蔵さんなんかいつもより美白。片山明彦はもっと白くてメイクが濃かった。遠目で見るとちょっと似ていた2人。

万里昌代美しい。「芸者を売女な…

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市川雷蔵映画祭、最終日に行ってきた。

泉鏡花の原作は既読だぜ、と、ドヤりたかったのだけど、実は青空文庫(電子書籍)を読もうとして、はい、10ページでリタイアしたのは私です。

そんな私ですが、泉鏡…

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tBi
3.8
Rec.
❶25.01.13,角川シネマ有楽町/市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき
KI
3.7
このレビューはネタバレを含みます
仕事納めの納会後に鑑賞。
飲酒後のため、少し眠くてトイレに行きたく集中できなかった。
売女の連呼は驚いた。

こんなに映画に奥行きを感じたのは初めてだった。人物を映すというより、空間全体を映している。私たちは影からみたり隙間からみたり向こう側からみたり、二重の意味で奥ゆかしい映画だ。
内容はメロメロメロドラ…

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構図が良いのはもちろんのことだが、さかい先生の料亭での啖呵がキレよくてカッコいい。船越英二もだけど江戸っ子だなーと感じたし、同時に何言ってるかわかんねー感もあって面白かった。あんまりわからせようとし…

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成り上がり同士の結婚
幸せに過ごしてもらえると思ったのに
許してくれないのは世間
せつなくていいお話でした

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