色の道教えます 夢三夜の作品情報・感想・評価

色の道教えます 夢三夜1961年製作の映画)

製作国:

3.2

『色の道教えます 夢三夜』に投稿された感想・評価

mingo
3.3
中村鴈治郎の3話オムニバス時代劇なんてあるんだ…大映深い…名画座通で軒並み評価が上がっている職人・加戸敏監督作。第一話「上意討ち」第二話「横笛」第三話「うわなり打」

全三話の短編で構成される艶っぽい噺集。
全てに鴈治郎さんが絡み、世にも奇妙なのタモリさんが一つ一つのエピソードに関わり、訳ありの男女の絡まった糸?紐?を解いていくような映画。
一話目、完全に寝落ちし…

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Jimmy
3.3

「色の道」と中村鴈治郎という組み合わせだけで面白そうな映画であり、中村鴈治郎がイイ味を出していた。

この映画、タイトルどおり三話の物語からなる。
いずれの物語でも、中村鴈治郎は家老として出て来る。…

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第1話からしてシリアスと見せかけて「くっだらね〜」な感じの肩のこらない艶笑オムニバス。
お局様の裾さばきの雑さとか、華奢すぎて着物がずり落ちてしまう奥方様とか、どうでもいいいところに目がいってしまう…

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アノ
3.5
3話が圧倒的に面白い。
皿をひたすら割る前妻一族の狂乱ぶりはホークスみたいだった。
千葉敏郎の面倒臭さも振り切れてて笑う。

中村鴈治郎の亡妻で締めるのも上手い。
中村鴈治郎が出てるだけで嬉しい。このとぼけた味が出せる役者は、もうでないだろう。

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