
山田正助は物心もつかぬうちに両親と死別した。腹いっぱい三度のオマンマにありつける上、俸給までもらえる軍隊は、正助にとって『天国』だった。意地悪な上官のイビリも問題ではない。昭和7年大演習の…
>>続きを読む第二次世界大戦末期の中国大陸。陸軍のある小隊に配属された新任の参謀・関大尉は、負傷して敵ゲリラ隊の捕虜となる。師団長から彼を取り戻すよう命じられた特命隊の白虎は、軍法会議にかけられに行く道…
>>続きを読む大阪の釜ヶ崎。インポに悩む【カンパイ】をリーダーとする一発屋的詐欺師たちが、寺の乗っ取りや、偽新興宗教など、奇妙な手口で現代社会の歪んだ世相や権威を次々とひっぺがえす痛快と哀愁にあふれた社…
>>続きを読む元禄14年、春。朝廷からの勅使、院使の接待役を命ぜられた赤穂藩主・浅野内匠頭は、指南役の吉良上野介に意地の悪い仕打ちを受ける。無理難題を切り抜けた内匠頭だったが、上野介の吐いた「田舎大名」…
>>続きを読む昭和十九年、沖縄に兵隊が続々送りこまれるなか、国民学校の児童たちは集団疎開としてツシマ丸で那覇から出港した。しかし船は魚雷攻撃で沈没してしまう。そして翌年米軍がついに本土上陸する。凄絶な砲…
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