タイトルからして分かると思うが、野村芳太郎、芥川也寸志、渥美清のブラックユーモア満載の映画。
昔の日本映画は独特な雰囲気と”マ”があるよな。
棟本夫婦を演じる長門裕之と左幸子の演技も良いし。
後半は…
軍隊は天国と喜び、天皇を品の良い貴人として敬愛する素朴な男を渥美清が演じる。主人公の単純明快さは爽やかで滑稽で、同時に仄かな哀愁も感じさせる。貧困孤児出身で、自分の姓名もロクに漢字で書けないが、兵役…
>>続きを読む根底にあるメッセージは社会的ながら、
主人公の山田正助を渥美清が演じることで、
ユーモアを湛えた風通しのいい作品になっている。
フィルムならではの丁寧な絵作りにも製作陣の手腕を感じる。
渥美清の上…
寅さん以前の渥美清の軍隊喜劇とのことだが、どう評価していいのか分からない。
全国民が戦争体験を持っていて、軍隊も戦争もこりごりだと思っていた時代に、天皇陛下が大好きな山正がクスクス笑わせてくれる。
…
2024年 鑑賞 24-147-42 [9-10]
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
棟田博先生の同名小説を原作に、「でっかいでっかい野郎」「八つ墓村」等の野村芳太郎監督・脚本による、漢字がほ…
BS松竹東急の『よる8銀座シネマ』(「『男はつらいよ』55周年記念 渥美清特集」)で鑑賞。
“山正”こと山田正助(渥美清)のような天涯孤独で貧困の只中に生きてきた者には、どれほど過酷であっても軍隊…
松竹株式会社