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007/慰めの報酬のminorufukuのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.4
ダニエル クレイグ版ボンドの二作目。前作カジノロワイヤル直後から物語が始まる続編。

前作同様007成り立ての設定なので若気の至りなポカが多い。これが二作続くと少し飽きてくる。
加えて恒例のアクションシーンが全体的にトーンダウンで、悪役やヒロインも前作より存在感がない。特に悪役の俳優さんがいかにも弱そうな上に、ボンドを翻弄するほどの知略や権力にも乏しいため簡単に負けそうな気がして物語にのめりこめない。おまけにボンドは前作ヒロインを引きずっているためラブロマンスも盛り上がらない。悪循環。
作品単体として観たなら、それほど悪くないはずだが、やはりカジノロワイヤルやこの後のスカイフォールと比較されてしまうので評価は低めなのかなあ。
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