スーパースターを作る、それが僕の仕事
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有能なスポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、高い年俸のみを追求する会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するがあっさり却下され、その上クビまで言い渡されてしまう。ジェリーはただ一人共感してくれた会計係のドロシーと共に独立するが、彼のクライアントは、落ち目になったアメリカン・フットポールの選手ロッドだけだった…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
この頃は、ジェット機を操縦したり、崖からバイクでダイビングしたりしているトム・クルーズですが、この作品では全くそんなシーンはありません。
今回、トムが演じるのはスポーツ・エージェント。スポーツ選手の代理人として年俸を高くするとか、CMなどの出演を交渉する仕事。そんな中でもやり手なジェリーなんだけど、大怪我を負った選手の幼い息子から言われた「最低だ!」が何故か心に引っ掛かり、自分の仕事に疑問持つようになる。そしてある夜、それが爆発してしまい、会社の方針とは違う提案書を書き上げ提出してしまう。
そして、その事でジェリーはクビになってしまう…
気持ちは解らないでもないよね。
会社って利益が出てなんぼのところもあるしね。
働いていると、自分の理想とギャップが多い事だらけ。
仕事を誰よりも頑張っているのに、上司の好き嫌いで評価が低い人っていっぱい見てきた。そして、それが嫌でも見切りをつけて辞めていく人も…
自分もそういうことがいっぱいあったしね。でも、"仕事が1番大事"って思う事をやめたら、意外にスッキリしたかな
何故あんなに悩んでいたんだろう?っての思えるぐらいに…
仕事はただお金を稼ぐ手段。
人生には他に大事な事がいっぱいある。
それに気付けただけでもジェリーにとっては良いことだったと思うな。