
藩主・本多忠直が開く武芸大会で、本多家武術指南・生田伝八郎は若輩の宗左衛門に敗れた。お役御免となった彼は、道中で気勢を上げる宗左衛門と出会い、その不遜に激怒して切り捨てる。これを知った藩主…
>>続きを読む肥前佐賀城で家臣・鍋島直茂が城主・滝造寺高房に謀反を企てた。高房は無惨な死を遂げ、高房の妻・清姫は愛猫と共に沼に入水自殺を図った。人々はこの沼をよらずの沼と呼び、祟りを恐れて近づく者も絶え…
>>続きを読む二人の浪人が西国随一の剣豪である伊勢伊勢守に仕える者を名乗れば豪遊ができると聞き、無き知恵をしぼってよからぬ事を企んだ。
明治二十三年頃、北陸一帯を巡業する見世物の中に、今評判の水芸の太夫“瀧の白糸”がいた。美人で勝気な男勝りで通っている白糸が、一日の興行を終え、浅野川の辺りでホッとした時間を過ごしていると、…
>>続きを読む東京から長崎を走る特急さくら号には、車掌の松崎をはじめ多種多様な人々が乗っている。道中、列車は大型台風に遭遇した。豪雨と崖崩れによって線路がふさがり、急停車した車内は騒然とする。だがその時…
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