学生ロマンス 若き日の作品情報・感想・評価

「学生ロマンス 若き日」に投稿された感想・評価

現存する最古の小津安二郎監督作品。 
1929年のサイレント映画。 

「都の西北」の文字から、早稲田大学の学生たちが登場人物と分かる。 
この作品の後に作られた『青春の夢いまいづこ』も早稲田界隈が描かれていたが、小津監督は早稲田が好きだったのかもしれない。 

学生たち(結城一郎、斎藤達雄)の二人が、マドンナ的存在の女性(松井潤子)を巡って恋争いを繰りひろげるが……という流れ。 
この二人が、『第七天国』ポスターの前で「俺は第七天国へ行くんだ」というセリフは古典映画をもじってグッとくる。 

学生たちが赤倉へスキーに行って楽しそうな風景は、自分の学生時代を思い出す。 
いつの時代も同様のようだ。 
学生の中には若き日の笠智衆も居る。 

楽しい映画であった。 


個人的には、この映画を観たことで、現存する小津安二郎監督作品をすべて観ることができた。 
あとは、リピートして小津世界を楽しみたい。
あ

あの感想・評価

4.0
第七天国好き、スキーウェアがセーラー服でベレー帽!可愛すぎる
ペナントにWASEDAがツボ
小津コメディー。実はかなり小悪魔な女子にぞっこんな男子二人が微笑ましい。
映画男

映画男の感想・評価

3.9
貧乏大学生2人が可愛い女の子を捕まえようとスキー場に行ってワイワイする話。ほろり人情系。小津のユーモアセンスがこの時からスパークしている。笠智衆がおったらしいけど分からんかった。
音が無いからモーツァルト流しながら聴いた。なかなか良かった。
20171028
何が凄いって「ペンキぬりたて」の御札が当時から現在に至るまで、味のある筆文字で書かれ続けてることだよ・・・
本編は想像以上に楽しめました◎
koro

koroの感想・評価

3.5
神保町シアターの生ピアノ演奏付きで。

生ピアノ演奏してるひとがミスらんかちょいちょい気になった笑
観客のおじちゃんたちが笑ったりするのを観てほっこりした。サイレントってめっちゃ難しいやろなあ。
初めて活弁付きで映画を観ました。現存する最古の小津映画。25歳の時の作品にして「若き日」とか呼ぶあたり、達観している。とはいえ作品は若々しく、だいぶ冗長な部分もあったが活弁のおかげで間が持った。笠智衆も若すぎる。女の子を奪い合う男二人の、三角関係コメディ。スキー場でお見合いってどういう状況なんだ。普通に親族とゲレンデ登ってたし。

2017/8/11 神保町シアター ピアノ伴奏:天池穂高、活動写真弁士:坂本頼光
「開館10周年特別企画 神保町シアター総選挙2017」(小津安二郎特集)
@神保町シアター

へっぴり腰でスキーをする斎藤達雄、山道を落ちるスキーを追い掛ける斎藤達雄、最高。
FM

FMの感想・評価

4.0
想像以上に面白い。
サイレント映画初めて観ましたが充分楽しめました。
この作品で斎藤達雄さんのファンになりました。
「シャン」な女の子をGETする為に自室を貸し間と偽って出会いを求める主人公のたくましさ。

最期の先生の言葉にはなかなか重みがあって、おまえらスキィなどうつつを抜かしてないでモテないやつは勉強せぃ!っていうのは一つの真理ですね…。仕事もまた然り。耳が痛い限りです
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