遠い一本の道の作品情報・感想・評価・動画配信

『遠い一本の道』に投稿された感想・評価

Omizu
3.8

【1977年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
『にっぽん昆虫記』などの女優左幸子が監督した作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、キネマ旬報ベストテンでは第10位に選出された。

非常に素晴ら…

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保線魂
国鉄で地道に保線一筋やってきた男の矜持と悲哀をちょっと芸術映画っぽく描いた良い雰囲気の映画
この国を支えてきたインフラ現場
人のいなくなった軍艦島や(当時)なくなりつつあったSLがもの悲しく…

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alsace
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昭和の俳優、左幸子の監督作。
題材が渋い。

配信で無料で見られたので、普段あまり見ないタイプの作品をセレクト。

似たような題材を扱った作品に、ケン・ローチの「ナビゲーター」がありますね。

何気…

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国鉄労働組合の企画協力、左幸子唯一の監督作品。人員整理に反対する国鉄マン。最後に永年勤続表彰記念の腕時計を海に投げ捨てることで、気持ちをh調弦している。ドキュメントと劇映画の融合。
3.7
このレビューはネタバレを含みます

現JR(国鉄)労組が製作した、保線区員とその妻のドラマ。監督は主演兼任の左幸子。

ドラマは昭和の古典的なドラマ、頑固オヤジ、耐える妻の構図。しかし、ドキュメンタリー映像を駆使し、また、遠景に実際の…

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ぱ
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SLとか苦しい家計とか、ずっとそういうことが描かれてきたのに、急に新幹線で旅行する場面が出てくると、新幹線あったの?と驚く。当然あるんだけど、タイムリープしたような、または前時代的なコミュニティの外…

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karasu
3.5
国鉄の組合の話し合い。今のJRは地域ごとにズタズタに分断されている。

地味で堅苦しく、昭和の頑固親父がちゃぶ台返しをキメている独立系プロダクション作品。国鉄労働者たちの生き様と組合での闘争をクローズアップした男の映画かと思いきや、労働者を支える家族の人間模様にもウェイ…

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左幸子が監督。北海道追分で国鉄の保線を担う市蔵(井川比佐志)とその家族の30年にわたる物語。ドキュメンタリーを挟み、労働の尊さを描いている。かなり地味なので観る人を選ぶとは思うが、働くことの根本に立…

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k
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戦前、国鉄に長年勤めてきた夫とその妻を描いている。
左節子演じる妻は夫が鉄道会社に勤めているという情報だけで相手の顔も知らずに結婚した。
子どももできて仕事も安泰だったが、国鉄に次第に近代化、合理化…

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