なんでこんなにチャップリンは人を惹きつける力があるのだろう…。

今回は看守から逃走劇を見せる囚人をチャップリンは演じました。ありえない角度の崖もスイスイ登って降りての繰り返し！そして海で溺れた人を逃亡してるにも関わらず救出してしまうんです！（相当な運動神経の持ち主）その救出した女性はなんと裕福な家庭の方。チャップリンはニヤリ…なにか企んでいます。

チャップリン作品の中でも僕の中で結構上位に君臨するこの作品。ついつい笑ってしまうんですよね〜〜！！！
まさにあの動きは天才的だ。

• #つるチャップリン

本作はチャップリンの短編の中でもかなり面白い方かな～( ´∀｀)

冒頭からの警察との追いかけっこがスピード感あって、マッドマックス並の速さだった。全世界にいる囚人の方々の脱獄後の逃走の良い見本となるのではないでしょうかw

簡単に云うと、無数のトムvsジェリーといった感じで、まあトムジェリファンの方ならわかるかもしれませんが、まあー捕まらない、捕まらない。

警察を撒いた後にひょんなことからヒーローになっちゃった脱獄囚チャーリー。まあ現実はそんな甘くないから、良い女と幸せに暮らせるわけないんだがwとにかくコミカル、テンポよし、さすがチャップリン。

観賞後、一番気になったのは、タイトル。冒険っつーか、「チャップリンの脱獄」か「チャップリンの逃走」が正しくないか？

• #ヨッシー短編シリーズ

ファーストナショナル社への移籍は尺も含めてチャップリンの運命を決定づける事件であるが、ミューチュアル社最後で彼はスラップスティックに回帰している。
それは別れを告げるという意味での回帰だろうが、冒頭とラストの警官との追跡劇に早回しが組み込まれているのはセネットへのオマージュ。メイキングに差別的ギャグを排していたとの解説があったが、チャップリンの目は既に世界へ向けられていたということか。