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スローターハウス5のbackpackerのレビュー・感想・評価

スローターハウス5(1972年製作の映画)
3.0
過去、現在、未来。
生き、死に、生きる。
こんにちは、そしてさようなら。

主人公ビリーは、自らの意識外のうちに時空を越えてしまう能力がある。
検眼医を志した幼少期。
第二次世界大戦に際して、徴兵されドイツへと出征した青年期。
ドレスデン大空襲を生き延び、戦後実業家として大成し家族と過ごす日々。
飛行機事故と妻の死、そしてトラファルマドール星での生活。
彼の人生は輪を描き、命の記憶を紡ぐのであった……。

原作はドレスデン大空襲での自身の体験を元にしたSF小説らしいですが、なんともぶっ飛んだSFです。唐突な時間移動とはっきり言って訳のわからんストーリーに踊らされてしまいました。でも、なんか引き付けられる面白さがあったんですよね。なんなんだろう、この吸引力は。
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