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白昼の女狩り
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目次

『白昼の女狩り』に投稿された感想・評価

ラピュタ曽根中生特集最終週。
「愛しのアイリーン」の古賀シュウを見て、ふとなぎら健壱主演の本作の事を思い出し駆けつけた。

ラヴェルのボレロ、成田の飛行機の轟音、管制塔の声、微笑む女。
曽根節冴え渡るオープニングは良かった。

エロテロリスト、セックスコマンドーとでも言ったらいいのか、凶行を繰り返す"なぎら軍団"。
「マスター、チンカチンカのルービーを一杯頂戴な!」なんて言ってる方が百倍似合うなぎら健壱のキャスティングは全くハマっていなかったと断言したい。

無駄に長いファックシーン含めかなり退屈。
ちょっとしたモデルのつもりが地獄にはまっていく姐ちゃんの無駄に高めのクオリティに救われるも、エンディングが薬師丸パロディだとしたらかなりキツイ。

今日の一曲
The Model/BIG BLACK

https://m.youtube.com/watch?v=jtPFzBLDSPk

2019劇場鑑賞44本目
2012年まで封印されていた、さしずめ曾根中生版「十三人連続暴行魔」か。

なぎら健壱の一党(鬱屈した男性性の象徴)が、恐らくは幸福な80年代を謳歌する男女への憎悪から犯し、殺しまくる様を描いた乾ききったロマンポルノ。成田闘争(調べてください)を思わす飛行音。ヒロインにのみ愛慕を寄せるなぎらだったが、新しい時代を生きる彼女に逆襲される事となる。

加来見由佳扮するヒロインが新宿西口に車で乗り付け、M16を乱射するラストが強烈。「天使のはらわた 赤い教室」で堕ちていく一方だったヒロイン像は、80年代には男性原理に反逆の意思表明をするのだ。
ロマンポルノの男性観の変転を、本作は図らずも描き出した。男たちがどこかごっこ遊びのように拉致・監禁、殺人を行っていく様が苦笑を呼ぶ。

日活の社長交代に絡んでお蔵入りした本作は、元々は谷岡ヤスジが監督する予定だったそうだ。ぱっと見ると70年代と80年代では、ロマンポルノの「血筋」が明らかに違ってる。テイストも「軽く」なってる。
「残酷!少女タレント」以外に目立った活躍のなかった加来見由佳はほんとに可哀想だが、この映画が曾根監督の映画で、しかも80年代にあるのはポイントだと思う。
なお、テロップ提供はまだ「てっぽうや」時代の納富さん。ガバメントとM16(綺麗に排きょうしてる!)が出てきます。
ヒロ

ヒロの感想・評価

3.9
モノマネでしか認識していなかったなぎら健壱の独壇場アナーキーバイオレンスポルノ。妻子持ちの不倫野郎その事実を知りながらもというか知っているからこそ男を求める不純な女、近親相姦の匂い漂わせる仲睦まじげな親子とその付録の彼氏、迷彩にライフル望遠鏡とバチバチに決め込んで街に蔓延る異性間不純交際を取り締まる過激派組織タレカイタの隊長こそ我らがダイアン西澤ではなくアヌビス健壱である。エロさと引き換えにお笑いフェーダーを振り切った曽根中生の勇気とセンス、ペキンパーの『わらの犬』そっくりのセットで行われる振り切った吉本新喜劇は何故か僕だけを爆笑の渦に巻き込む。一刻も早くダイアン西澤に教えたい、太秦に根城をはる“岸大介”を超える最強のキャラが完成するのは言うまでもない。

《日活ロマンポルノ時代を疾走した、性愛のアナキスト -曽根中生 異端がいく》

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