今作は、スプラッター・ホラー映画です。

内容は、うら寂しい田舎に、社会奉仕活動のためにやって来た4人の少年犯罪者たち。かつては炭鉱の町としてにぎわっており、隔離施設があったといわれているその場所は、異常者たちの集落となっていた。捕らえられた少年たちは殺りくゲームの餌食となり、包丁による生首の早切りやふん尿をどこまで飲めるかのガマン勝負などに参加させられる......というもの。

わりとポップに進行していくので、やってることは生首切ったり、チェーンソーで足切り落としたりして残酷なんですが、グロく感じませんでした。音楽も陽気ですし、村人は狂っているものの怖い感じじゃないので、楽しく観れました☺️

そもそも、狩られる側の少年たちは犯罪者で、村の人たちにも生意気だったので、助かってほしいみたいな感情も湧きませんでした。あと、同行していた福祉のおばさんが結構うるさかったです。命の危機に直面してパニクるのは分かりますが、ひたすら怒鳴り散らかしていたので、ちょっと耳障りでしたね🤔

ジャケットの後ろ姿やラストシーンを見ると、なんか狂っている村人がカッコよく見えますし、一体どちらがメインなのか分からなかったです。寂れた村で開かれる殺人ショーがどんなものか気になる方はぜひ🤗

こんな死に方したくない！


陰部が赤くなりそうなタイトルですが、タイトルの意味するところはズバリ、近親交配でありまして、そのせいかどうかはよく分かりませんが頭のイカれた村人連中が都会から来た社会奉仕活動グループを豚の餌にしてしまうのをゲラゲラと笑いながら観るような、異常に不謹慎極まりないホラー映画です。

罪を犯した少年少女4人と、社会奉仕活動指導員2人が週末を田舎で過ごすため、カーナビのデータにもない辺鄙な村にやってきます。
廃墟のようなホテルを片付けて、とりあえずパブに行ってみる一行でしたが、そこは一目で雰囲気がおかしいと分かる場所でした。
出されたレモネードは多分オシッコだし！

何も楽しくない夜を過ごし、翌日は打ち捨てられた電車から銅線をかっぱらおう競争をします。
こいつら何をしに来たんだ？

しかし、ここでトラブルが発生！
パブのマスターの息子が、グループの女子であるサムに絡んできたのです。
指導員たちが駆けつけ場が収まったと思いきや、オッサン指導員が勝手に転んで太ももに金属片が刺さって大出血！
仕方なくパブへ運び、救急車を呼んでもらおうとすると、「とりあえず痛みをとってやろう」とマスターが言い出します。
みんなが見守る中、突然、マスターが大ナタを振るって首を切断！
そりゃ太ももは痛くなくなったかもしれないけれど今度は首が痛いというか、絶命しちゃったし！

・・・というわけで残りの5人は捕まり、哀れ、キチガイたちの余興のオモチャにされてしまうのでした。


所謂、田舎は怖い系ですね。
「2000人の狂人」タイプってヤツでして、忘れ去られたコミュニティの全員が常識外の価値観で生きていて、都会の常識人たちを捕まえては殺したり食ったりする、そんな映画群の一作。
教育上よろしくない上に倫理的にどうなんだと言われても仕方ない・・・が、そんなの関係ねえ！とばかりに世界中のホラー作家が意欲的に取り組んでいるジャンル！うほ、大好物DEATH！！

・・・だったはずなのですが、死にそうなほど猛烈に眠かったのに無理して観始めたというのもあって、冒頭の残酷シーン以外、前半は超ダルかったです。
実際、面白くない。
殺す側はそのキャラクターを隠してしまっているし、殺される側に魅力的なキャラクターがいないのも大きいですね。
誰が主人公なのかわかりづらい。
まぁ、実質的な主人公はパブのマスターなんですけれど。

しかし、ようやく話が動き始めて首チョンパされてからは、目がらんらんとし、完全に脳が覚醒しましたよ！
良いじゃないですか！
このバカさ加減！
少しばかりホラー映画としての強度が頼りないですが、敵味方問わず人体破壊しまくりだし、ウンコで爆殺なんてあまりにも斬新で臭そうな珍場面には唸らされ、変態チックなチェーンソーのプロ？や何しに出張ってきたのか全くわからないまんま頭が吹っ飛ぶオッサンに笑かしてもらい、車にちょっと轢かれただけで数人がペッタンコになったりと、矢継ぎ早に繰り出される変幻自在なジャブやアッパーにノックアウト寸前にされちゃいましたよ！
あくまでも寸前、でしたけど。

若者グループ＋オバハン指導員がギャーギャー煩いのには閉口しましたが、殺されそうになれば誰だってあんな感じになるかもしれないですしね。
でも、1人ぐらいは冷静沈着なヤツもいて欲しかった。
ほんと、ああいうのイライラしちゃう。

それにしてもマンガですよね。
もうすこしシリアスにしたら、外薗昌也の残酷コミックにありそうな感じ。
キチガイの方がキャラが立っているからかな？
残酷ショーの観客に、「鬼畜島」に出てきそうな豚マスクいたもんなぁ。

残酷ショーと言えば、犠牲者1人目は置いといて、2人目が最高にイカした殺され方でしたな！
古今東西、様々な殺害方法がホラー映画では考案され続けてきていますが、この死に方は最も屈辱的かつ絶対に御免被りたい殺され方ランキングの上位に必ずや入るであろう、恐ろしくも汚らしい殺害方法でしょう。
なんとまぁ！
ビチグソで胃袋が大爆発！
最悪です！思わず目ん玉も逃げ出しますよ！
この不浄すぎる処刑を執り行う男の名は「ダーティ」！
そのまんまじゃん！
観客たちはダーティの説明に従って事前にメガネを装着していましたが、まるで役立たずなぐらい豪快にビチグソを浴びちゃいます！でも、素晴らしいショーを観られたので誰もクレームつけたりしません。みんな喜んで帰って行きましたよ。
あのメガネ、もしかして3Dメガネだったのかな？！
ビチグソが飛び出し・・・って、よく考えたらリアルに飛び散ったんだった！
どちらかと言うと臭い匂いつきの4D仕様か！
「スパイキッズ4D」かっつーの！


最後の最後に景気良く花火もあがるし、ひと仕事終えた男たちの背中が抜群に格好いいラストシーンも意味が分からなさが心地よい。
かえすがえすも惜しむらくは前半のかったるさですが、不条理な残酷を味わいたければチョイスに値する佳作だと思います。
こんちくしょうめ〜♪の歌も聴けるしね！


P.S.
キチガイ集団の中に凶器を持たず、バンジョーの演奏している賑やかし？のオッサンがいるんですけれど、もしかしてジョージ・ミラーはこれ観て「そうだ！賑やかしが必要だ！フューリーロードは祭りなんだ！祭りには祭囃子が不可欠だ！よし、ロックだ！祭囃子をロックンロールにするんだ！」と思い込んで、どデカイスピーカー積んだバカみたいなマシンと、ギターかき鳴らしているだけのロックンローラーを怒りのデスロードに登場させたんだと思います！

・・・え？
絶対に違う？
分からないですよ〜？
ジョージ・ミラーって爺さんは狂ってるのが好きだから・・・



レンタルDVD（GEO宅配）にて

• #田舎ホラー
• #キチガイがいっぱい
• #ウンコで死す
• #どん底パブ
• #モンティパイソン

【久しぶりに映画三昧③】

宅配レンタルの返却期限が迫った作品を消化。

恐ろしい村を訪問して殺されるパターンのスプラッター作品❗️

お腹ボーンとか斬新なシーンもあったけど、そこまで大きなインパクト（エグ過ぎる感じ）はなかったかな、、😅
多少コメディっぽいし、殺人鬼の村人がヒーローみたいに楽しそうに闊歩してるから、なぜか爽快な感じだったw😁🤣
（ジャケ写もそう）

(あらすじ)
冒頭、召使が突然仕えている貴族を切り刻む映像が、、、と思ったら動画を観てワーワー言ってる悪趣味のボランティアの若者たち。
彼らが着いたのは、精神病棟が閉鎖された後も異常者たちが住み着いている地図にも乗っていない町だった。
活動の中で、おかしなものを見つけたり、村の異常さを少し感じる。
（序盤の動きは少なくて刺激不足）
彼らは村人に捕まってしまい、異常なショーに出演させられたり（後半は盛り上がる）、、って話。


冒頭もそうだけど、特に後半は直接描写のオンパレード！
・足も首もナタで、、スパ！
・馬に頭を踏まれて、、グチャ！
・糞尿容器のホースを加えさせられ、、お腹ボーン！　とか
（楽しいショー的に見せるセンスは、変態だけど面白かった）


グロホラー好きなら、悪趣味だけど気軽に楽しめる作品！
（フレンチ４大ホラーの一部みたく、メッセージ性や芸術性？はない）
グロホラー好きでなければ、もちろんスルーで❗️


※鑑賞方法：宅配レンタル