後半まで退屈なPOVです。
時折、別荘の森で昔赤い服を着た少女が行方不明になった話が出て、カメラに何か映るかな的な演出もありますが何もなく…
ラストギリギリでの真相は良かったと思いますが其れだけでした。

始まりから3分の2はアクビ(*´ρ`*)
ラストの20分ぐらいで、ようやくアクビが治まる程度のレベル。

てか、こんなの映画じゃないっしょ💢❗
同じ2010年、同じスペインの作品で『スペイン一家監禁事件』という、個人的に絶句してしまうほどスゲェ映画があったけど、この『レコード』も同じような感じなのかな？と期待したのが大間違い❗

みんな大好きor大嫌いな「POV」なんですが、こんなアホみたいな撮り方するPOV映画は他にないような気がします。
ますますPOV嫌い人口が増える気がします(^-^;

ただ、オチに繋がるラスト20分ぐらいから、なんとか観るに耐えられる展開になります。
オチも予想できなかったので、ほんのちょっと衝撃的でしたね。
このオチがなければ、評価は0.3ぐらいでしたが、なんとか星ひとつ付けてあげられる結果となりました(^o^)

〈/邦題が既にネタバレという不思議/〉


〜以下、ネタバレ注意〜


【Plot Summary】
────キンタニーリャ家殺人事件。
今日の午後、休暇を過ごしていたはずの家族が遺体で発見されました。
殺された状況は不明。
警察が子供3人の死因を調べています。
3人は昨夜、ガラフ郡のシッチェス郊外にある別荘で殺されました。
警察によると3人はスペイン人で、年齢は8歳から18歳、兄弟のようです。
殺された経緯は不明ですが、警察はあらゆる線で捜査する模様。
発見されたビデオカメラが事件の手がかりになると期待されています。
警察は37時間もある映像を分析中。
現在も殺人事件の捜査は続行中です。
...次のニュースです、、。

【Review】
18歳の兄“クリスチャン”
兄と同い年くらいの妹“ジュリー”
8歳の弟“ホセ”
この3人とその両親が別荘で暇を持て余した挙げ句、殺人事件に発展しちゃうお話。
、、まあこうなるわなってな展開が安心感があってよかったです。
映像も怖いってよりは胸騒ぎのレベルで、身体に優しいホラー映画でした。
フラグ発言が見え見えで、そこらへんも易しい映画でした。
例えば、森の迷路に入りつつ、、。
お兄ちゃん：『ここは夜だと怖いだろうな』
...は〜いお兄ちゃんいまフラグ立てちゃったよ〜どうすんの〜自分の首いま締めちゃったよ〜って、これから彼に起こるであろう悲劇を予想して同情しちゃえました。。

▼《こいつ、兄貴失格だな...と思ったシーン》
...ジュリーがクリスチャンに『ちょっとまって』と叫んでるのに、母さんの声が聞こえたんだとか言ってダッシュして振り切り、真っ暗な森の迷路の中にライトも持たせず妹を置き去りにしたシーン。
、、さすがにヒドいッしょこれ。笑
妹かわいいんだからお前が守らなくて誰が守るねん！！と、クリスチャンをブン殴りたい気持ちになりました。彼もね、それまでは良い兄貴だったんですよ、、だから余計に残念。。

▼《こいつ、妹捨てやがったな...と思ったシーン》
...物音のしてる部屋のすぐ横のバスルームの“収納棚”に妹を隠したシーン。
、、自分はその後安全な個室に隠れて難を逃れます、、、クズや、クズがここにおる、、リスク考えたれよ。。

▼《こいつ、命捨てやがったな...と思ったシーン》
...隠れてた部屋で夜を明かして、外から音楽が聞こえてきたから大丈夫かもと出ていったシーン。
、、いや怪しすぎるやろ！！なんで出ていったし！！バカなのか？バカなんだな！？
、、と、非常に歯がゆい思いをしました。

■結論
...オチが予想外で面白かったので、駄作ではなかったのだと思い込むことにしました。

【digression】
、、ホセ、、コンガリ、、マルヤキ、、やっぱり子供があんなことになっちゃう映画は解せません、、。
結局優しくない映画でした。

• #POV：『入っちゃダメ！』