名作「マイ・フェア・レディ」の元ネタ的作品でこちらもまた傑作。ウェンディ・ヒラー演じる花売りが本当に見すぼらしく映ったスタートから、どんどん美しく成っていくイザベルの様子が大変面白かった。お見事な変幻自在っぷり。
お風呂に初めて浸かるシーンは、まさに拾ってきたノラ猫が風呂を嫌がる様子そのもの。
教授役のレスリー・ハワードは制作陣にも関わっているようで自己プロデュースぶりが素晴らしい。
特訓シーンのアバンギャルドな演出なども時代先行しすぎ!
ラストシーンの掛け合いが上級。
話す「言葉」って本当に色々なものが集約されており大事なんだな‥かなり興味が沸いて、音声学齧ってみたくなった。