死刑囚によるチーム対抗島脱出レースが気付くとチーム無関係のゾンビ相手のサバイバル。
様々な特技がありそうな囚人たちも淡々と死ぬだけで肩透かし。
せめて過激さでもあればまだ良かったが、それもない。

近未来、あるTV局の企画で、10人の囚人が孤島ロメロ島で殺し合う様子を中継することに。様々な武器を駆使して生き残りをかけた戦いが繰り広げられる中、ゾンビが乱入し…というストーリー。
タイトルやストーリー見ると大金と自由をかけて囚人たちが殺し合うデスゲーム物のようですが、実は閉鎖空間型のゾンビ映画です。
テレビの「サバイバー」と「バトルロワイアル」を合わせたような設定ですが、人間同士の殺し合いは最初のほうだけで後は島にいる全力疾走ゾンビとの戦いになります。ほぼ常にゾンビと戦っていて、アクションや格闘シーンも迫力あって中々飽きずに見れまず。
ゾンビメイクは顔を黒や白く塗った感じで凝ったゾンビメイクではないですが、全力ダッシュで迫って来たり飛び掛かってくる所は割と迫力ありました。登場する数も最初の方は一体、二体くらいで多くても4・5体くらいですが、要塞の狭い通路で走って追い掛けてくる所はハラハラしました。ただ、群がりつかれると電波障害が起きて放送終了されるのでお食事シーンなどのグロシーンがないのは残念でしたね。
登場人物は囚人なので性格悪い奴やクズな奴が多くてキャラの掘り下げも無いので感情移入できませんが、それが逆にどんどん人が死んでも後味悪くならずにすみますし、ハッキリした主人公がいないのと無名役者ばかりなのも誰が最後まで生き残るか分からなくさせてますね。最初に仲間同士で殺し合いして死んだと思ったら重傷負いながら生きてたブルーチームの男の孤軍奮闘具合は見応えありました。
ゾンビとの肉弾戦は結構な迫力があり、楽しめます。特に前述のブルーチームの男の戦いぶりが一番楽しめましたね。
最後の展開は主催者側絶対優勝させる気ないだろと思いましたね(笑)
ゾンビや人間を殴るたびポイントが加算されるゲーム的な演出や、途中経過やおさらいを伝えるテレビ的な演出も面白いです。TVショー風の構成の作りこみも力入ってると思います。エンドロールで流れる次回予告も凝ってます。
このタイトルとジャケットから期待せずに見ましたが、低予算感じさせる所あれど、予想外に楽しめました。

ベースはあるあるだけど、予想に反してまあまあ楽しめるサバイバル映画


囚人達がお金と自由を掛けて、2人1組、計5組が無人島(ゾンビ入り)からの脱出を試みるTV番組風映画


この映画の視聴者も、サバイバルTV番組を見ているかの様に思わせる演出が散りばめられている。ゾンビ殺して加点される場面や、仲間を殺して減点される際は一瞬画面止まるけどそんなに不快感は無い

制限時間が3日間なんだけど、1日終了すると各チームの得点数やキル数、オッズ比などが出てくる
そしてこのオッズ比がかなり的を得てい良いww
誠実そうなチームはオッズ比高くて、負傷者がいるチームや武器が少ないチームはオッズ比低いww

サバイバルもの見る時って誰が生き残るんだろうとかわくわく予測しながら見るけど、それを制作陣がわかって作ってくれているのが伝わるw

ただ、各生存者の死に方があっさりしすぎていたのが欠点かなー


序盤で殺し合いして1人死亡1人重症負ってたけど、素手でゾンビ無双しまくってたブルーチームは殺し合いしなけりゃ確実に生き残ってたと思うwwww
緑チームの女はゾンビ倒せなくてなよなよしてるのに、強欲で裏切るからクズだったなー

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