『聖トリニアンズ女学院　史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦』
原題 St. Trinian's
製作年 2007年。上映時間 100分。
イギリスの人気コミックを原作に、学園の危機を救うべく立ちあがった不良女子高生たちの奮闘を描いた学園コメディ。
出演はジェマ・アータートン、コリン・ファース、ルパート・エベレット(彼が演じるカミラ・フリトンというキャラは、物腰も服装もコーンウォール公爵夫人カミラのパロディ)。
余談ついでに、この映画に出演している俳優の多くは、『高慢と偏見』に何らかの形で関係しているコリン・ファースは『高慢と偏見』（1995年）でミスター・ダーシーを演じ、アンナ・チャンセラーは同作品でミス・ビングリー役を演じている。
タルーラ・ライリーは『高慢と偏見』（2005年）のメアリー・ベネット役。
ジェマ・アータートンは『ジェイン・オースティンに恋して』（2008年）でエリザベス・ベネットを演じている。
レナ・ヘディは『プライドと偏見とゾンビ』（2016年）でレディ・キャサリン・ド・バーグを演じてた。
あと、も一つおまけに作中、ケリーが『真珠の耳飾りの少女』の肖像画を盗もうと提案すると、ポッシュ・トッティ一は映画『真珠の耳飾りの少女』（2003年）を引き合いに出して『スカーレット・ヨハンソンを盗めということ？』とセリフを云う。
今作品でジェフリー・スウェイツを演じているコリン・ファースは、ヨハンソンと一緒に映画『真珠の耳飾りの少女』に出演してた。
コリン・ファース画家ヨハネス・フェルメールを演じていた。

横路それましたが、お話は、
女子高生のアナベルは、伯母が校長を務める全寮制の女子校『聖トリニアンズ女学院』に転校する。
ところがそこは、学生たちがやりたい放題の学園生活を送る、不良の巣窟だった。
そんな聖トリニアンズ女学院が、財政難で経営の危機に追いこまれてしまう。
学院を守るべく一致団結した不良女子高生たちは、美術館からフェルメールの名画を盗んで大金を手に入れようと画策するが。。。

聖・トリニアンズ・スクールの少女たちを描いたロナルド・サールの漫画は、1954年の『聖・トリニアンズの鐘』までさかのぼると、数多くのコメディ映画にインスピレーションを与えてきた。
ストーリーはイギリスの寄宿制女子校を舞台にしたもので、基本的なジョークは、女子生徒たちは甘く無邪気な性格とはほど遠く、暴力や不正に傾倒した不良少年ばかりだということ。
しかし、現代の多様性時代なら見てくれはかなりイケてる女子たちかな。
作中の女の子は若ければ若いほど素行が悪い。
職員は明らかに、教育者としての責任を寛容にとらえており、少女たちの無秩序な傾向を抑えようとはほとんどしない。
今作品は1980年の『The Wildcats of St Trinian's』以来、シリーズ6作目となる。
今作品の学校は、銀行に50万ポンドの借金があり、セント・トリニアンズの少女たちは借金を返すために、ロンドンのナショナル・ギャラリーからフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を盗むことにする。(もちろん実際には、この絵はナショナル・ギャラリーではなく、ハーグのマウリッツハイスにある）。
また、この学校は教育水準の低さを理由に、厳しい新教育大臣ジェフリー・スウェイツの調査を受けていたのだが、彼は校長のカミラ・フリトンの元交際相手であることが判明する。
ミス・フリトンを演じるのはルパート・エヴェレットで、カミラの兄でいかがわしい美術商のカーナビー・フリトンも演じている。
(スウェイツ役はコリン・ファースで、エヴェレットとは『アナザー・カントリー』でも共演している。）
校長は、シリーズの最初の2作では男性俳優のアラステア・シムが演じていたが、その間、今作品までのエピソードでは女性俳優が演じている。
偖、今作品ですが、明らかに意見が分かれる映画やと思います。
悪口や性的描写にアレルギーのある人は、耳目を驚かすやろし避けるのもアリかもです。
セント・トリニアンズの少女たちが若者の模範にふさわしくないのも否めない。
しかし、現代の若い人ならどう観るやろなぁ。
もちろん、個人的にはだからこそ楽しめたんやけど。
今作品は、英国映画の名作と呼ばれるような作品には決してなり得ないが、エヴェレットの見事な大げさな二役と、それに対抗するファースの見事な無表情演技がある。
コメディアンのラッセル・ブランドもフラッシュ・ハリー（ジョージ・コールが元々作ったキャラ）を完璧に演じている。
不思議なことに、最も際立っていたのは大人役の俳優たちの演技で、少女たちは個人としてではなく、geeks(オタク)女子、emos(情緒不安定な)女子、posh(ハイソな)女子、totty(イケてる)女子、そして、chavs(アナーキーな、ギャングっぽいかな？)女子と云った様々な徒党の代表として演じられていた。
今作品はナンセンスかもしれないが、少なくとも清々しいほどアナーキーで楽しいナンセンスな作品でした。

製作総指揮、主演はアナザーカントリー🎬の
ルパートエヴェレット。
姉弟の2役！
コリンファースが冷静。だけどあの虫が…
⬆️アナザーカントリー出てたのか。
ガイコツに包丁は新鮮💀🔪
ホッケー映画でもある。🏑
女学院の危機を救うため、
フェルメールの真珠の耳飾りの少女🖼を盗み出すミッション。
別名スカーレットジョーハンソン（スカヨハ）笑
コリンファースと共演した名作！
高慢とワックス脱毛、笑
高慢と偏見🎬も観ないと。
エミールゾラの居酒屋📖は、
ルネクレマンの映画を観たな。
聖トリニアンズのテーマ♬が最高。
豪華なおバカ映画でした。
流れる歌は、
●慕情🎬のLove Is a Many-Splendored Thing♬
歌ってるのはルパートとコリン！
●シャンプーのトラブル♬懐かしい！
生徒みんなのカバーバージョン。
●アンダートーンズのTeenage Kicks♬のカバー。
これはワンダイレクションがブロンディの
One Way Or Another♬をカバーした時、
ちょい足しされた歌ですね。
➡️One Way Or Another (Teenage Kicks)♬

• #フェルメール
• #真珠の耳飾りの少女
• #慕情
• #ホッケー
• #高慢と偏見

コメディ意外にもフェルメールの真珠の耳飾りの少女の絵を盗み出すというスパイアクション要素もあって、気軽に楽しめる学園映画だった。個性的な女の子たちよりも女装した校長やコリン・ファースのやられっぷりが良い。