エルサレムの作品情報・感想・評価

「エルサレム」に投稿された感想・評価

Kazu

Kazuの感想・評価

4.3
鑑賞者の少なさに驚く。この秀作をFilmarks10って‼︎

セルマ・ラーゲルレーブ(ニルスの不思議な旅の著者)と言うスウェーデン初のノーベル賞文学賞作家の、「イングマルソン家の人びと」「エルサレム」が原作です。

この物語は1896年、スウェーデンのダーラナ地方が舞台。

アメリカから来たヘルグムと言う詐欺師の宗教家がニューエルサレムと言う宗教的ユートピア運動に農民を引きずり込む。

37人の住民が、宗教的覚醒を果たして全財産を売り払い、エルサレムに移住したという実際の事件を扱ったものだそうです。

実話ベースというのが驚き‼️
まさに日本のオ○ム真理教そのものです。

主人公イングマルは、姉家族と、婚約者をその宗教に奪われ、必死の思いでエルサレムに取り戻しに行きます。

洗脳された姉は夫と子供もその地で亡くしスウェーデンに帰る事はありませんでした

前半で、3代続くイングマル家一族の話しと、後半エルサレムが舞台となるストーリーです。
3時間の上映時間ですが全く長く感じない
ビレ・アウグスト監督の魂のこもった傑作です。
配信すらない事が理解できない。
何か宗教的な弊害があったのか?
切ない。とにかく切ない。
お互いが想いあい、愛し合っているゆえの悲しさがひしひしと伝わってくる。
信仰は時に人を救い、時に狂気となる。

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