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プリンス/グラフィティ・ブリッジ

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プリンス/グラフィティ・ブリッジ

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プリンス/グラフィティ・ブリッジの作品紹介

プリンス/グラフィティ・ブリッジのあらすじ

グラム・スラムというクラブの共同経営権を手に入れたキッドは、モーリスと共に店を経営することに。だが、ふたりは事あるごとに対立を繰り返し、それはやがてバンド合戦へと発展してゆく。そんな時、キッドはオーラという女性と出会うが…。

プリンス/グラフィティ・ブリッジの監督

プリンス/グラフィティ・ブリッジの出演者

原題
GRAFFITI BRIDGE
製作年
1990年
製作国
アメリカ
上映時間
90分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ワーナー・ブラザース映画

『プリンス/グラフィティ・ブリッジ』に投稿された感想・評価

モーリスとジェロームこんな目くりくりだったっけ。すごくくりくり。プリンスの元気のなさもあいまってザタイムがめちゃくちゃ活き活きしてみえる。ジャムアンドルイスたちのステップかっこかわいい。プリンスの演技がこなれたのかなんなのかすごくダウナーで前二作の全力ウキウキ感がない。パープルレインを彷彿とさせる茶番イチャイチャシーンも短め。映像的にはかなり凝ってて照明とカッティングが市川崑ばりのところがあったり構図も面白いところが多かったり。パープルレインとグラフィティブリッジは共通してワンマン批判の映画で今作は少年のダンスシーンとかゴスペルシーンとか人を使ったミュージカルを試みてるけどザタイム以外はパッとしない。そもそもレコーディングで全部の楽器を自分で演奏するような完璧主義者でバンドを組んでみても解散して後に会社とも対立するような人がバンドメンバーとの絆や連帯を訴えるのは違和感がある。違和感しかないからこそこれが本当にプリンスにとってのグラフィティブリッジだったんだろうなって切ない。サードアイガールとかも出てくるわけだし。
和解と愛なしには、何事も上手く行かない……


監督・脚本・音楽・主演:プリンス 1990年製作


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、8月4日は「橋の日」です(^-^)/
以前「ブリッジ・オブ・スパイ」や「戦場にかける橋」と正当な(笑)映画をレビューしました(←興味があったら、タグ押してみて)ので、今回は趣味に走って大好きなプリンス殿下の「グラフィティ・ブリッジ」を取り上げます。誰も興味が無いかもね( ¯−¯ )フッ、レビューモスクナイ


実は、つい先日、殿下のニューアルバム「Welcome 2 America」が発表されまして、それもあってのレビューです。もちろんCDも手に入れました( •̀ω•́ )و✧。音源自体はサブスクでも聴けるのでよろしければ検索して欲しいのですが、僕はそのCDにライブBDが同梱された限定版が欲しくてソフトを買ったんです。

この同梱されたBDは2011年に行われたライブで、CDタイトルでもある「Welcome 2 America Tour」でした。ツアーの曲目には今回紹介する映画にも出るザ・タイムのヒット曲「ジャングル・ラブ」もあったりして、それもこの映画を取り上げようと思った理由でした(*`ω´)b

それにしても、どうしてこのアルバムが未発に終わったのかは謎ですね。2010年に録音されていたものでしたが、量も仕上がりも文句なくて、殿下はどうしてお蔵入りにしたのか、考えてしまいましたが、僕にわかるわけもなく。作ったら興味が失せたのかなぁ。相変わらず、殿下は凄いですね。こんな感じで、まだまだお宝が眠っていそう( ˘ ˘ )ウンウン



プリンス殿下については、以前「パープル・レイン」のレビューではパープル・レインまでのバイオグラフィーと、「サイン・オブ・ザ・タイムズ」のレビューで80年代を総括していますので、割愛。

この「グラフィティ・ブリッジ」で90年代をスタートした殿下でしたが、この前作が、あのティム・バートン「バットマン」に提供した曲で作った「バットマン🦇」です。チャートアクション的には下り坂だった殿下が、売ろうと思えば何時でも作れるんだよ、という開き直りで作った「バットマン」は大ヒット!そのおかげか、この「グラフィティ・ブリッジ」も「バットマン」にも似た力の抜けたポップなアルバムでした。

そもそもミネアポリスのプリンス一家であるザ・タイムのメンバーを再び売りに出したくて作ったらしいし、殿下本人は脇に回っているんですよね。
以前組んでいたザ・レボリューション以来のバンド、プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション名義のアルバムですが、ほとんど殿下1人での演奏なのはいつも通り(笑)
そもそも、ザ・タイムにしたって、モリス・デイのヴォーカル以外は全部殿下の演奏でしたもんね( ¯−¯ )フッ

それでも、解散状態だったザ・タイムのメンバーをオリメンで集めたことに始まり、テヴィン・キャンベルやメイヴィス・ステイプルズも加わったアルバムはバラエティに富んでいて、僕は発売時から大好きでしたが、逆に散漫だという評価も多く、殿下としては失敗作とも言われる。でも、全然そんなことないけどなぁ。自分のネームバリューを利用して仲間を売ろうとする姿は感動的ですらありますよ。

特に、ザ・タイムはジャネット・ジャクソンのプロデュースで名を上げたジミー・ジャム&テリー・ルイスを始め、オリジナルメンバー全員を復活させ、この後「パンデモニアム」というアルバムも出してヒットさせるなど、大成功でしたからね。「パンデモニアム」はこれぞミネアポリスファンクという良いアルバムでした\(^o^)/


映画「グラフィティ・ブリッジ」のサントラ盤として作られたのに日本では映画も未公開、ビデオですら発売が無く、しばらくは映像なしで曲だけ聴いていましたよね。

アメリカでも映画としての評判はすこぶる悪くて、この後殿下自体も映画製作から手を引きますが、僕はこの後説明しますが、この映画、嫌いじゃないんですよ。






さて、この後は映画本編を音ネタ💩ウンチクンレビューにて紹介します。きっと、みなさん、観ないと思うので、ネタバレ全開です(≧∇≦)ゞ

キッドという名で登場するプリンス殿下は、モリス・デイらが経営する店と縄張り争いを繰り広げる。モリスらは店を乗っ取ろうと画策する……
という、どうでもよいストーリーの映画で、映画として観るとダメですが、長めのミュージックビデオだと思うと面白い。特に、ライブシーンが見られるだけで僕は満足です( ˘ ˘ )ウンウン


ザ・タイムのメンバーがトウガラシチャレンジ(笑……テリー、お気の毒)をした場面の後、ライブスタート❗
まずは「ニュー・パワー・ジェネレーション」
アルバムの演奏は全て殿下ですが、映画ではメンバーの演奏風景が見られます。
あぁん、ずっとライブが見ていたいのに……

対するザ・タイム
"王のお越しだ!"と登場!モリス・デイはヴィランとしてはサイコーね。あの鳥の鳴くような笑い声だけで満点💯💮クワーハハハ
そして、ザ・タイムによる「リリース・イット」
店を手放せ!と迫ります😱

プリンスの店の名前は"Melody Cool"
で、モリスデイの店は"パンデモニアム"ね。
どっちも行ってみたいなぁ(ˆωˆ )フフフ…


御大ジョージ・クリントン登場。
これもPファンクが好きだったなら感動もの。
殿下と一緒にプレイする「ウィ・キャン・ファンク」は如何にもPファンクって曲でしたね。
そうそう、今回発売された殿下の「Welcome 2 America」という曲は、ジョージ・クリントンのバンド、ザ・パーラメントの「P-Funk」が下敷きになっていましたよ!感動!


続けて、プリンス殿下が演奏する「エレファンツ・アンド・フラワーズ」
白黒のゼブラのような衣装ね
"神を愛する者には平穏が訪れる"と歌うが世間にはそのメッセージが伝わらず、キッドの負けかと言われることに……


そして、テヴィン・キャンベルが登場
クインシー・ジョーンズに見出されたテヴィンは、この時まだ15歳くらいかな?神童でしたが、最近はほとんど名前を見ないよね……( ´・ω・`)
曲は「ラウンド・アンド・ラウンド」


そして、モリスがエリーサ(役名ジル)を連れてきて歌わせる「ラブ・マシーン」。これはザ・タイムというより、もろプリンスよね。
コーラスのエリーサ・フィオリーオはNPGにも加わってましたが、今回出た「Welcome 2 America」からの1stシングル「Hot Summer」でも歌っているんですよ。殿下のお気に入り!


そして、来ます!
このアルバムの白眉「シーブス・イン・ザ・テンプル」、シングルカットもされました!
往年の殿下サウンド全開。もう、大好き(⑅•͈૦•͈⑅)
映画ではマイケルに負けないぞ!とばかりに腰を振って踊ります(笑)
そして、ジルがさらわれる。


ジルを救い出し歌うのが「ジョイ・イン・レペティション」。この曲、同梱されていたライブでも歌っていました\(^o^)/
"繰り返される悦び"に浸る


そして、結ばれる2人。
流れるのが「ザ・クエスチョン・オブ・ユー」
いかにも殿下という艶かしいナンバー。


いよいよ対決か!
ザ・タイムによる「シェイク」
この曲はいかにもザ・タイムだわ。
ポイントはキーボードよね。


次いでプリンスが返礼とばかりに
「ティク・ティク・バン」
キッドは負けたのか?


ついにザ・タイムと音楽対決(笑)する曲が「ザ・レイテスト・ファッション」


そして、登場、メイヴィス・ステイプルズ!
曲は「メロディ・クール」、最高ね。
この歌声を聴くだけで僕はこのアルバム買いなんです( ˘ ˘ )ウンウン
メイヴィス・ステイプルズは往年のゴスペルグループ、ステイプル・シンガーズのヴォーカル。「I'll Take You There」のヒットで知られますよね。「メロディ・クール」でもパンチの効いた歌声を聴かせてくれました!


まさかのジルが交通事故に
鎮魂歌のように流れる「スティル・ウッド・スタンド・オール・タイム」
プリンスはまるでキリストのようです
そして、モリスと和解、大団円(笑)

ってことで、映画は終了❗
そりゃ、評価も低いわな( ´・ω・`)
でも、動く殿下が観られるので、僕はOK👍



"誰もがグラフィティ・ブリッジを探している。天国があると信じたくて、そこに続く橋を探す!"

殿下は橋を渡って、天国へと着いたのかなぁ……
そんなことを思う「橋の日」でした( ˘ ˘ )ウンウン
あの「パープルレイン」から6年が経ち、その続編的作品。
クラブ所有権を巡りプリンス演じる主人公キッドとモリスデイ演じるモリスが音楽で決着しようとするミュージカル仕立ての作品
出演者の殆どが実名登場なのだからプリンスもプリンス名でと「パープルレイン」の頃から思う。
何か拘りあるのかな

モリス率いるザ・タイムが変わらずメンバーと一緒に横へスライドしながら踊る姿が懐かしい笑。そう、タイムはそれよそうでなくちゃ笑
モリスは何処となくスネ夫っぽくキザな奴なのだけど滑稽で何か憎めない。櫛で髪をとかす姿だけで笑ってしまう。

今回ヒロインはキッドとモリスの仲を取り持とうとする天国から来た天使役のオーロラ、不思議な魅力を感じる。
プリンスとオーロラがバイクでニケツしているシーンは「パープルレイン」を思い出す。というかアポロニアは何処行ったんだ〜?
リサも何処行った??

そうそう、プリンスいやキッドの前にいやに目立つオッサンがステージで歌っている。どことなくPファンクっぽい感じと頭の隅に置いていた。しばらくしてキッドが彼を“ジョージ”と呼ぶシーンで確信。エンドロールクレジットでジョージクリントンと表記されてました。
ある意味貴重ですファンキーです。

プリンスは「1999」「パープルレイン」「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」「パレード」の4作しか知らなかったの為か新しさを感じました。

カリスマ的スターはフレディマーキュリーと同様に胸毛アピールをする。

『プリンス/グラフィティ・ブリッジ』に似ている作品

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上映時間:

111分

ジャンル:

配給:

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